法人向けの与信管理サービスを提供するリスクモンスター株式会社が、2024年9月6日にSalesforceのアプリマーケットプレイスAppExchangeで新たに「Rismon企業データ for Salesforce」というサービスを公開しました。この新サービスを利用することで、企業は540万社を超える企業情報にアクセスすることが可能になり、営業やマーケティングの業務効率を大幅に向上させることが期待されています。
この「Rismon企業データ for Salesforce」は、Salesforceと直接リンクし、企業が保有するデータとリスクモンスターの企業情報をスムーズに連携させることができます。具体的には、商号、所在地、法人番号、中分類業種Codeなど、さまざまな情報を一元的に管理できます。この機能により、営業部門は正確な取引先情報を保持し、入力作業にかかる時間を大幅に削減することが可能となります。
新規取引先の登録時には、「新規追加(RM連携)」のタブから必要な企業情報を検索し、顧客登録画面へ簡単に反映させることができ、データ管理がさらにスムーズ化されます。また、既存の取引先情報に対しても、必要な情報を随時アップデートすることができ、常に最新の情報を維持することが可能です。
このサービスの価格は、1組織あたり5,000円(税別)で、上限は200回までサポートされています。この安価な料金体系により、中小企業も導入しやすく、データ管理の効率化を図れる大きなメリットがあります。
リスクモンスターは、データクレンジングサービス「クレンジングモンスター」も提供しており、Salesforceを利用している企業の取引先情報の整備を支援しています。例えば、情報が重複していたり、不完全であったりする場合に、最新の企業データや法人番号を紐づけることで、整然とした情報管理を実現します。このサービスは、500,000円から利用可能で、大規模なデータベースでも安心して取り扱えます。
Salesforce AppExchangeは、企業が新たなアプリケーションを導入してビジネスを効率化できるプラットフォームです。リスクモンスターの新サービスは、これにより多くの企業が迅速に情報を活用し、業績向上につなげることが期待されています。これからの市場において、データの重要性はますます高まる一方です。
リスクモンスター株式会社は、2000年に設立され、法人向けの与信管理業務のアウトソーシングサービスを提供してきました。教育関連のサービスやビジネスポータルサイト事業など、多岐にわたるサービス展開を行っており、2024年6月時点での会員数は14,097名に達しています。今後もさらなるサービスの拡充を目指して、企業のビジネスサポートに努めていく構えです。