コンフィデンス・インターワークス、映像メディア業界への進出を発表新たな可能性を探る

コンフィデンス・インターワークスが映像制作業界に進出

株式会社コンフィデンス・インターワークス（以下「CIW」）が、映像・メディア業界への新たな挑戦を発表しました。CIWは、ゲーム・エンタメ業界での確固たる地位を築き、今後もさらなる成長を目指しています。このたび、同社は映像メディア業界における重要なプレイヤーである、株式会社ＢＲＡＩＳＥ（以下「BRIASE」）を連結子会社化し、またBRIASEが100％保有する株式会社ジーズ・コーポレーション（以下「ジーズ」）を孫会社とすることを決定しました。

映像メディア業界の成長期待

CIWは、「プロフェッショナルの力と可能性を信じ、共に未来を創り出す」というビジョンを掲げ、多くのプロフェッショナルの夢をサポートすることを目的としています。CIWは、ゲーム業界向けの人材サービスを中心に成長しており、今後は映像制作業界への進出を目指しています。

総務省の調査によると、2023年度のテレビジョン番組制作業の売上高は3,754億円に達しており、映像メディア市場全体の規模は2024年には3兆8,307億円になると推計されています。特に動画配信サービスは急成長しており、2025年には1兆1,910億円に達する可能性が高いと言われています。

BRIASEとジーズの役割

BRIASEとジーズは、テレビ番組制作において重要な役割を担っています。彼らは民放各局やNHK関連企業の番組制作において人材や外注ニーズを満たしており、最近では企業向けの映像制作にも力を入れています。テレビ番組制作で培った技術や企画力を活かし、売上を徐々に拡大しています。

CIWの主力事業である人材派遣事業は、ゲーム・エンタメ業界と映像制作業界の親和性が高く、人材の相互交流が促進されることが期待されています。これにより、クリエイターの活躍の場が広がり、キャリアの多様化が見込まれます。また、CIWが持つ大手企業の顧客網を活用することで、BRIASEやジーズが新たな顧客にアプローチできるようになります。

両社のインタビュー

CIWの代表取締役社長、澤岻宣之氏は「このたびの提携により、ゲーム業界に続く新たな事業領域として映像制作業界を選びました。BRIASE社との強いつながりを信じています。共に成長を加速させ、クリエイターの活躍を支援したい」とコメントしています。

BRIASEの岡田洋幸社長も「CIWとの提携は、弊社の映像制作の力をより広く生かす機会であり、新たな成長ステージへ進むための重要な一歩です。共同で喜びを分かち合い、業界全体に良い影響を及ぼしていきましょう」と語っています。

今後の展望

映像制作におけるCIWの進出は、人材派遣業の成長戦略における重要な一環です。CIWが中部・関西圏に拠点を有することから、BRIASEやジーズも同地域への進出が期待されます。両社が強みを生かし、シナジーを生むことで新たな市場を開拓していくことが期待されるでしょう。映像メディア業界という新たなフィールドで、CIWとBRIASE、ジーズがどのように成長を遂げていくのか、注目が集まります。

会社情報