観光振興の新展開
2016-05-16 13:00:02
ナギ町の観光振興に期待大!大社充氏が戦略アドバイザーに就任
奈義町の観光振興に新たな一手!大社充氏が戦略アドバイザーに就任
岡山県の奈義町で、観光振興を目指す新たな取り組みが始まりました。25年以上にわたる観光コンテンツの開発に携わってきた大社充氏が、「観光まちづくり戦略アドバイザー」に就任し、地域の魅力を引き出す新たな戦略に挑戦することになりました。
大社氏は、地域全体の観光マネジメントを一本化するDMOの普及啓発に尽力し、多くの実績を上げてきました。地方自治体の現場に対する深い理解を持ち、国の「まち・ひと・しごと創生会議」では観光政策の立案にも携わり、その経験は奈義町における観光振興においても大きな力となるでしょう。
人材育成とマーケティングデータの活用
奈義町では、大社氏の協力のもと、町内での人材育成を強化し、「自然とアートを軸とした観光で稼げるまちづくり」を目指しています。特に、奈義町初の地域DMOである「一般社団法人ビジット奈義」のマーケティング委員会のアドバイザーとして5月12日から活動を開始しました。この委員会は主体となって地域の若者が集まり、観光客のアンケート調査やデータ分析を通じて実戦的な研修を行い、奈義町の観光の未来を創造していく予定です。
このような取り組みは、特に中山間地域において、少人口での地方創生の成功を目指す重要なステップとなります。地元の人々が自らの魅力を再発見し、訪れる人々にその魅力を伝えられるよう、ウィンウィンの関係を築いていくことが期待されます。
大社充氏の理念
大社氏は「地元の人々が誇りを持ち、生き生きと生活する町」を作ることが、結果として観光客にも魅力的な町となると語ります。彼の理念に基づき、地域の人々の生活の質を向上させ、訪れる人々に深い感動を与えるような町づくりが重要です。
奈義町の観光資源
奈義町は、美しい自然環境と独特な文化資源が豊富にあります。那岐山では四季折々の風景を楽しみながら、頂上からは360度のパノラマビューが広がります。さらに、那岐山麓の山の駅では、地元の特産品や料理が楽しめ、観光客にとって魅力的なスポットです。また、菩提寺のイチョウは樹齢900年を超える西日本一の大樹で、国の天然記念物に指定されています。
奈義町現代美術館(通称Nagi MOCA)は、世界的な建築家・磯崎新氏が設計したサイトスペシフィック美術館で、体験型の芸術空間が広がっています。これらの観光地は、まさに奈義町の宝とも言える存在です。
地域の未来への期待
奈義町が今後どのように進化していくか、注目が集まります。自然とアートを生かした独自の観光施策を展開することで、訪れる人々に新たな体験を提供し、地域の活性化に繋がるでしょう。本記事を通じて、奈義町の挑戦にぜひ注目してください。
会社情報
- 会社名
-
岡山県奈義町
- 住所
- 岡山県勝田郡奈義町豊沢306-1
- 電話番号
-
0868-36-4111