ABBは、最新のEV充電ソリューション「Terra AC Wallbox」が、一般財団法人日本自動車研究所(JARI)の認証基準に合格したことを発表しました。これに伴い、一般財団法人次世代自動車振興センター(NeV)の補助金対象製品としても認定されました。この充電器は、国内1,000台以上、世界85カ国以上で100万台以上の販売実績を誇ります。
Terra AC Wallboxは、家庭、集合住宅、オフィス、商業施設に向けた6kWの高出力普通充電器です。この製品は、ABBのInnovativeな電気自動車充電ソリューションの一環として設計されており、アプリ「ChargerSync」を通じて、充電器の状態を監視したり、利用状況の確認ができる機能を搭載しています。このアプリは、充電器のエネルギーマネジメントも行い、自動的な出力制御も対応しています。
さらに、Terra AC WallboxはFeliCaを始めとする非接触ICカード認証機能をサポートしており、不正利用を防止するための厳重なセキュリティを提供します。実際に、集合住宅では複数のユーザーが共有する場合でも、各利用者の充電状況を把握しやすく、物流業者もそれぞれの配送車の充電履歴を管理するのに便利です。
ABBのE-mobility部門は、電気自動車充電ソリューションのグローバルリーダーとして、持続可能でリソース効率の高いモビリティの未来に貢献しています。特に、周回充電用の高速道路SA/PA向け急速充電器や、電気バスやトラックの充電ソリューションに至るまで、幅広い充電ソリューションを提供しています。これまでに、世界中で100万台を越えるEV充電器を販売し、日本国内でも2019年に市場に参入して以来、急速充電器900台以上を設置してきました。
ABBは、自動車ディーラー、公道、ガソリンスタンド、商業施設、コンビニ、高速道路の各種充電インフラの整備に貢献し続けています。AC普通充電器は2022年に販売を開始し、急速充電器と並行して多くのユーザーに利用されています。このように、ABBのTerra AC Wallboxは、持続可能なモビリティの実現に向けて、豊かな充電体験を提供しています。