KEC近畿予備校が高校生向けに「選挙割」を実施へ

KEC近畿予備校が「選挙割」を実施

KEC近畿予備校は、令和6年10月27日に行われる第50回衆議院議員総選挙に向け、高校3年生及び高卒生を対象に、新たな取り組み「選挙割」を実施することを発表しました。このキャンペーンでは、投票した学生に対してKEC冬期集中講座2024の受講料から500円が免除されるというものです。この取り組みの目的は、若者の投票意識を高め、次世代の市民としての自覚を促すことにあります。

選挙割実施の背景

前回の衆議院議員選挙である第49回の投票時、20歳代の投票率は36.50％に留まりましたが、10歳代では43.23％と相対的に低く、若者層の政治参加の意識の薄さが指摘されています。KECは若者が社会課題に目を向け、投票権を行使する重要性を認識してもらう機会を提供したいと考え、この「選挙割」を実施する運びとなりました。特に、高校生は自身の将来のキャリアについても考える時期であり、政治参加を通じて社会との関わりを深めてもらうことが狙いです。

選挙割の詳細

具体的には、投票日当日、投票済証明書をKEC近畿予備校の事務局に提出することで、受講料が500円（税込550円）免除されます。この施策は、今後も継続的に中学生や高校生が社会問題を認識し、投票に参加するきっかけとしていくことを目指しています。また、本キャンペーンはKEC近畿予備校の関連校である15校（大阪府・滋賀県）のすべてで適用されます。

KEC近畿予備校の取り組み

KEC近畿予備校は、長年にわたり教育サービスの提供を行い、定期的に社会に対する意識を高める活動を展開しています。選挙割と同様、学生たちが政治や社会問題に関心を持ち、自発的に行動できるような支援を積極的に行っています。今後もこうした取り組みを通じて、教育の枠を超えた社会貢献を目指していく姿勢を強化していく予定です。