舘鼻則孝の個展
2025-10-20 09:21:41

舘鼻則孝の個展「Obsession」、京橋で新作展示を開始

舘鼻則孝の個展「Obsession」開催詳細



日本の現代アーティスト、舘鼻則孝の新作個展「Obsession」が、2025年10月11日から11月22日まで、京橋のKOSAKU KANECHIKAで開催されます。本展では、作家自身による油彩画とドローイングが展示され、記憶と関心をテーマにした作品が一堂に会します。

舘鼻則孝は、大学を卒業してから15年という時間の中で、個人の価値観や美意識を見失いそうになった瞬間もあったと語ります。その過程を経て、ひとりの作家として自分と向き合うことは、彼にとって心のバランスを保つための唯一の手段となりました。展覧会では、彼の内面的な記憶や感情が色彩や線として具現化され、訪れる人々にその対話を感じさせます。

本展の発表作品には、特に青の色調が印象的な「Portrait (Blue Period)」が含まれ、舘鼻のパートナーを描いたこの作品は、パブロ・ピカソの影響を受けています。青い色合いは被写体の表情を引き立て、彼自身の心情を映し出しているのです。このようなテーマは、作家自身の個人的な感覚や歴史を掘り下げる一環として位置付けられています。

自画像も重要な作品の一つであり、本展で展示される自画像は、彼のパートナーにより撮影された写真に基づいて構築されています。展示では、彼のパートナーの肖像画と向き合う配置となっており、二人の関係性を示す深い対話を表現しています。

さらに、「Mother and Child」や「Falling Camellia」など、日常の一幕から着想を得た作品も見逃せません。特に「Falling Camellia」は、静と動の対比を持った作品で、日本の死生観を重ね合わせたブロンズ彫刻の世界観を新たな形式の絵画として展開しています。これらの作品は、舘鼻の独自の視点で捉えられた瞬間を美術として昇華させます。

「Obsession」というタイトルには、ひとりのアーティストとしての自己探求や、記憶の具現化が込められており、それに伴う葛藤や感情の多様性も表れています。訪れる人々は、舘鼻の作品を通じて自身の内面を映し出すきっかけを得られることでしょう。

本展の開催時間は毎日11時から19時までで、日曜日、月曜日、祝日は休廊のため注意が必要です。また、入場は無料となっており、多くの人にアートの魅力を感じていただける機会が提供されます。

ぜひ、この機会に舘鼻則孝の作品に触れ、その深い表現に心を奪われてみてはいかがでしょうか。自己の探求とアートの接点を体感できる貴重な展覧会となることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ノリタカタテハナ
住所
東京都港区南青山5-4-6パレロワイヤル南青山211
電話番号
03-6419-7927

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