中小企業やスタートアップを支援するため、独立行政法人中小企業基盤整備機構が全国29か所でインキュベーション施設を運営しています。現在、企業の卒業を受けて、以下の6つの施設で新規入居者を募集しています。入居希望の方に向けて、特に2024年11月を重点募集月間として選定し、創業や起業に関する相談や施設の内覧を積極的に行います。
重点募集施設
1.
北大ビジネス・スプリング (北海道札幌市)
2.
いしかわ大学連携インキュベータ (石川県野々市市)
3.
同志社大学連携型起業家育成施設(D-egg) (京都府京田辺市)
4.
神戸健康産業開発センター(HI-DEC) (兵庫県神戸市)
5.
岡山大インキュベータ (岡山県岡山市)
6.
ながさき出島インキュベータ(D-FLAG) (長崎県長崎市)
これらの施設では全国から集まる多様な知的資源を活用し、入居者のビジネス展開を全面的に支援します。また、上記以外の施設でも入居者の募集が継続的に行われており、興味のある方はぜひご確認ください。
入居のメリット
インキュベーション施設に入居することで、以下のような多くの利点があります。
- - 専門家によるアドバイス:弁護士や会計士、経営コンサルタントからの無料相談を通じて、ビジネスの成長を促進します。
- - ウエットラボ機能を備えた家賃が設定された事業スペースの確保が可能で、周辺に比べてリーズナブルな賃料で利用できます。各施設の賃料には地方自治体による補助もあります。
- - 入居期間は原則5年で、再契約も可能です。
- - 展示会やオンラインマッチングプラットフォームへの優先出展の機会が得られます。
各施設の特長
- - 北大ビジネス・スプリングでは、地元経済界と連携し、マーケティングや販路拡大を支援。
- - いしかわ大学連携インキュベータは、ライフサイエンスや環境、食品等の分野で新たなビジネスを創出。
- - 同志社大学連携型起業家育成施設(D-egg)は、大学との連携を通じて新産業の創出を促進。
- - 神戸健康産業開発センター(HI-DEC)は、医療関連分野での起業を支援します。
- - 岡山大インキュベータは、地域の特性を利用した新規ビジネスを育成。
- - ながさき出島インキュベータ(D-FLAG)では、地域の大学と企業との連携を強化し、新プロジェクトを生み出します。
相談窓口
創業やベンチャー支援に関する相談は、各地域の中小企業基盤整備機構の中央にある拠点にお問い合わせください。各施設のインキュベーションマネージャーが、入居希望の方に対して、事業支援のための情報提供を行います。
中小企業基盤整備機構は、創業を目指す人々や小規模事業者の支援を通じて、地域経済の活性化を目指しています。全国各地に点在するインキュベーション施設を利用し、あなたのビジネスを次のステージへと導いてみませんか?