ファッションの歴史を辿る、社会変革の源泉を紐解く一冊

ファッションの歴史を紐解く図鑑

2025年7月14日、ファッションに特化した出版社FASHIONARYが手掛けた『ファッション・スタイルとカルチャーの大図鑑』が発売されます。この図鑑は、1920年代から2010年代までのファッションやサブカルチャーを115のスタイルで紹介し、それぞれの時代背景から生まれた社会的意義を掘り下げていきます。

ファッションは単なる衣服の選択ではありません。時代や文化、社会背景によって変化し続けてきました。本書を通じて、私たちはその多様性と豊かさを再確認することができるでしょう。

書籍の内容

本書では、具体的なスタイルやトレンドだけでなく、当時の文化や政治、経済的な流れまでを反映した内容になっています。例えば、1920年代のフラッパー・スタイルは、女性の社会進出を象徴するものであり、ファッションはこのような社会の変化を反映しています。また、1980年代のパンクファッションは反体制的な姿勢を示す一方で、メインストリームへの影響も与えました。

各スタイルはフルカラーの写真とともに詳しく説明されており、そのビジュアル的魅力も一際際立っています。時代ごとの写真や資料を用いて、読者はファッションがいかに社会を映し出す鏡であったのかを理解できるでしょう。

待望の発刊

著者のFASHIONARYは、香港を拠点とするファッション専門出版社であり、独自の視点でファッションの世界を掘り下げてきました。翻訳を手掛けた桜井真砂美氏の日本語訳も非常に読みやすく、元の英語表現を崩すことなく日本の読者に届けられています。このように、多くのファッション愛好者や研究者、学生にとって、価値ある資料となることは間違いありません。

書籍仕様

この図鑑は、A5判のソフトカバーで224ページにわたり展開されており、豊富なカラーページが魅力です。価格は2500円（税抜き）で、多くの人に手に取ってもらえるよう配慮されています。ISBN番号は978-4-7562-6010-9で、流通もスムーズに行われることでしょう。

お問い合わせ

本書に関する詳しい情報や問い合わせは、株式会社パイインターナショナルにて受け付けています。東京都豊島区南大塚に本社を構え、ファッション関連の書籍を数多く手掛ける出版社です。公式ウェブサイトやSNSも活用して、大図鑑の情報をチェックしてみましょう。

この一冊は、ファッションとカルチャーの100年の歴史を知りたい人にとって、まさに「決定版」と言えます。読者はこの本を通じて、過去のトレンドやスタイルがどのように現在のファッションに影響を与えているのかを、一つ一つ見つけることができるでしょう。今までとは違った視点から、ファッションの歴史を紐解いてみてはいかがでしょうか。