物流革命!冷蔵倉庫での自動化による生産性向上の事例
東京を拠点とするプラスオートメーション株式会社は、物流ロボティクスサービス「RaaS」を提供する革新的な企業で、そのユニークなアプローチにより物流業界に新たな風を吹き込んでいます。このたび、三菱食品の物流子会社であるベスト・ロジスティクス・パートナーズが運営する川崎夜光SDCに、同社の自動搬送車「t-Sort」を50台導入したことが話題を呼んでいます。この技術革新により、年間あたり約13,000人時の作業時間が削減され、30%の生産性向上が見込まれています。
t-Sort導入の背景
川崎夜光SDCでは、約80店舗に提供する冷蔵日配商品の仕分け作業が行われています。この冷蔵倉庫は、夕方から翌朝にかけて商品が頻繁に入荷してくるため、迅速な出荷準備が求められます。しかし、深夜や早朝という低温環境での人員確保は大きな課題であり、高い作業生産性を維持するための対策が急務でした。
t-Sortの特長と機能
t-Sortは、小型の無人搬送車(AGV)であり、倉庫内での物品搬送を効率的に行うことができるため、少人数による短期間の大量仕分け作業が可能です。固定式ソーターと比較して、t-Sortの最大のメリットは、アンカー打ち不要な設計であること。これにより、撤去時は簡単に原状復帰ができるため、導入から使用開始までのスピードも圧倒的です。導入完了までにかかるのはわずか1〜2カ月で、即戦力として活躍できるのが特徴です。
自動化がもたらす未来
プラスオートメーションは、このt-Sortを導入することで、川崎夜光SDCの出荷体制がより安定し、効率化が進むことを期待しています。また、短期雇用人材でも容易に扱えるため、多様な人材での対応も可能になるのです。これにより、人手不足課題への対策としても注目されており、今後さらなる普及が見込まれています。
企業のビジョンと今後の展望
プラスオートメーションは、単なる業務の効率化だけでなく、物流の現場で働く人々が感じるやり甲斐や喜びなどの“+α”を大切にしています。「倉庫の自動化をもっと身近に、簡単に。」というサービスコンセプトのもと、物流の現場に新しい風を吹き込むさまざまなサービスを創出しています。今後も、より多くの企業の現場課題を解決し続けることを目指しています。
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本件に関する詳細は、プラスオートメーション株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。チーム一同、皆様の物流課題解決に向けて取り組んでいきます。