キヤノンの和泉樂が挑む技能五輪国際大会
2026年に中国・上海で開催される第48回技能五輪国際大会に、キヤノンの総合デザインセンターに所属するデザイナー、和泉樂が日本代表として出場することが決定しました。この大会は、世界中の若手技能者が集い、彼らのスキルを競う国際的なイベントです。
大会概要と工業デザイン技術職種
技能五輪国際大会は、毎年2年ごとに開催され、幅広い職種の技能者たちが集まり、自らの技術を競い合っています。工業デザイン技術職種は、前回の大会(2024年リヨン大会)で新設されたもので、今回の大会で日本が参加するのは初めてです。この職種では、市場調査やスケッチ、CADモデリング、プロトタイピング、デザイン提案、プレゼンテーションなど、工業デザインの全プロセスをベースにしたスキルが評価されます。
和泉は、コンセプト段階から最終プレゼンテーションまで、さまざまなデザインプロセスを行うための能力が求められます。このような高度な専門知識と技術が、彼のチームに必要とされるでしょう。
日本代表選手としての道のり
和泉の選出は、公益社団法人日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)による選考により決まりました。彼の強化育成を担う指導員には、同じくキヤノンに所属する関尚弘が任命されました。関は、2005年にキヤノンに入社し、数多くの製品のデザインを担当してきた経歴を持ちます。彼の指導のもと、和泉は競技に向けた強化トレーニングを受け、実践的なスキルを磨いていくことになります。
キヤノンのデザイナー育成プログラム
キヤノンでは、デザイナー人材の育成プログラムが体系的に整備されており、和泉もこのプログラムの一環としてスキルの習得を行ってきました。デジタルデザインを含むさまざまな技術に焦点を当てたトレーニングを受けており、今回の大会はその集大成とも言えるでしょう。このような取り組みが、次世代のデザイン人材の育成に寄与すると考えています。
和泉樂のプロフィール
和泉樂は、2025年にキヤノンに入社し、主にプロダクトデザインを担当しています。デザイン分野の幅広い視野を持ち、さまざまな新商品提案活動にも携わっています。彼の経験と技術は、今回の大会で発揮されることでしょう。
今年の大会への期待
2026年は、和泉が日本代表として挑む記念すべき年となります。全世界の才能あるデザイナーたちと腕を競う中で、どのような成果を残すのか、多くの人々が注目することでしょう。彼の成長と成功を見守る機会として、多くの応援が集まることを期待しています。
技能五輪国際大会とは?
技能五輪国際大会は、1950年に始まり、60か国以上が参加する歴史的な大会です。日本も1962年から参加しており、多くの若手技能者たちがその技術を磨いてきました。前回の大会では1,313名の選手が60の職種で競い合いました。未来のデザイナーたちが切磋琢磨する姿が、今後も多くの人々に感動を与えていくことでしょう。
この大会に向けて、和泉の挑戦がどのように展開するのか、今から楽しみです。