健康志向の新ブランド「ファイバーパスタ」の登場と魅力徹底解剖

株式会社協同インターナショナルが、イタリアのFiberPasta社と提携し、ファイバーパスタの販売を開始することを発表しました。パスタ愛好家にとって、これは新たな健康食の選択肢となること間違いありません。FOODEX2025において先行紹介されるこの商品は、血糖値の上昇を抑える特性を持ち、健康志向の方々に特に注目されています。

ファイバーパスタとは？

ファイバーパスタは、デュラムセモリナ粉を使い、そこで独自の配合を行って製造された新しい形のパスタです。イタリアの伝統的な製法をベースにしながらも、現代の健康ニーズに応えるための工夫が多く盛り込まれています。

具体的には、ファイバーパスタには水溶性の食物繊維イヌリンが多く含まれており、これは血糖値上昇を穏やかにする作用があります。そのため、ファイバーパスタのGI（グリセミックインデックス）値は驚きの23となっており、健康意識が高い消費者にとって非常に魅力的なポイントです。製品の100gあたりには、なんと17.2gもの食物繊維が含まれていますが、その味わいは通常のイタリアンパスタと変わらない美味しさを誇っています。

商品の多様性

さらに、ファイバーパスタだけでなく、協同インターナショナルは高タンパク質パスタ「パスタプロ」も展開しています。これはエンドウ豆タンパク質と全粒粉を使用しており、特にアスリートや体重管理中の方におすすめです。健康的な筋肉の維持をサポートする効果が期待されます。

会社の背景

FiberPasta社は、1854年に設立され、世代を超えて続く伝統を有する企業です。元々は水車小屋からスタートした製粉業が、近代的な技術を取り入れて成長を遂げ、食物繊維を豊富に含むパスタの開発に成功しました。特に、1996年に設立されたI.P.D（のちのFiberPasta Srl）社が、市場に新たな革新をもたらしました。

一方、協同インターナショナルは1970年に設立され、「今まで無かったモノ」「真似されないモノ」という企業理念のもと、独自性を重視した製品を提供し続けています。