デジタル時代の新たなタイムカプセル「Diground」
ディグランド株式会社が提供するアプリ「Diground」は、デジタル空間に思い出を埋める新しい形のタイムカプセルです。このアプリは、ただ地面に埋めるだけのタイムカプセルをデジタルに表現し、登録件数が120万件を超えたことを報告しています。
デジタルタイムカプセルとは
Digroundでは、地図上の好きな場所を長押しするだけで、写真やコメントを埋め込んだタイムカプセルを作成できます。iOSやAndroid、WEBからもアクセスでき、手軽に使用できるのが大きな特徴です。
唯一無二の体験
このアプリは2016年のリリース以来、「唯一無二」というコンセプトで話題になり、2017年には東京都革新的サービス特別賞を受賞しています。実際のタイムカプセルを埋めることが難しい現代社会において、Digroundは地図のデジタル空間で簡単にタイムカプセル体験ができるソリューションを提供します。
タイムカプセルをもっと身近に
アプリ名の「ディグランド」は、「DIG INTO THE GROUND(地面を掘る)」から由来しています。カプセルを開封するためには「◯年後」や「◯メートル圏内」といった時間と距離の条件が設けられており、リアルなタイムカプセル体験を提供する工夫が施されています。
新機能「航空写真モード」
2024年10月には、「航空写真モード」が搭載予定です。これにより、アプリ内でリアルな背景の航空写真を使い、より迫力のあるタイムカプセル体験が可能になります。
タイムカプセルの意義
従来のタイムカプセルは、埋めた場所を忘れてしまったり、開封できなかったりすることが多いものでした。しかし、Digroundではデジタル形式にすることで何度でもアクセスできるのが大きな魅力です。自分だけ、友人だけ、または全世界に公開することもでき、自由度は無限大です。
Digroundの特徴
1.
カプセルデザインの選択
テンプレートからの選択やオリジナルの写真を使ったデザイン作成が可能です。
2.
日常利用も可能
開封の日時や距離の制限を設けない使い方ができ、旅の記録や趣味をメモするためにも利用できます。
3.
オリジナルMAPの作成
複数のカプセルを地図上に登録し、オリジナルのマップを作成できます。このマップはアプリ内でギャラリーに公開し、他のユーザーとシェアすることが可能です。
4.
多様な共有機能
作成したマップは、Digroundのポータルサイトで公開することもでき、より多くの人々と楽しめるコミュニティの一端を担います。
未来への挑戦
Digroundは、現代の子どもたちが直面している『サンマ』の問題を解決する手助けをすることを目指しています。遊び場が減少し、時代と共に遊びのスタイルが変わる中、このアプリはデジタルの力を借りて外出のきっかけを作り、気軽にタイムカプセルの体験を提供します。
さらに進化するDiground
今後もDigroundは、ますますユニークで使いやすいサービスを開発していく予定です。ユーザーが思い出を埋めるだけでなく、友人や家族とのつながりを深めるツールとしての役割を果たし続けるでしょう。
公式サイトとアプリの取得