介護業界の人材不足を解決する新サービス『ケアリンク』が始動

新サービス『ケアリンク（首都圏版）』の概要

介護施設の利用者が増加する一方で、若年層の人口減少が続いている日本。これに伴い、介護・福祉業界の人材不足は年々深刻化しています。2025年度には、約31万人以上の介護人材が必要とされています。そんな中、この度新たに「ケアリンク（首都圏版）」というワークシェアリングサービスが、介護業界向けにスタートしました。

『ケアリンク』の目的と特徴

『ケアリンク』は、介護施設と求職者をつなぐプラットフォームとして、業務過多やサービスの質の低下を防ぐことを目的としています。具体的には、施設側は人材確保が容易になり、求職者は自分のライフスタイルにあった働き方ができます。求人は最短1日1時間から掲載可能で、慢性的な人手不足や急な欠員時にも役立ちます。利用料金は、初期費用・求人掲載費用無料で、ワーカーが働いた時に手数料が発生する仕組みです。

業界へのメリット

このサービスを利用することで、介護施設は業務負担の軽減が可能です。また、ワーカーにとっても、単発で働ける機会が増えるため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が実現します。特に、派遣サービスと比較すると、コストも約7割程度で雇用が可能という利点があります。

それぞれの利点

ワーカーのメリット

- 空いた時間に単発で働くことができ、有効活用が可能です。
- 契約から応募完了まで、すべてオンラインで完結。
- 給与は最短当日に受け取れるため、急な支出にも対応可能です。
- 就職活動中にお試しで働き、職場環境を体験できます。

企業のメリット

- 初期費用や月額費用が0円。
- 1日1時間から求人の掲載が可能。
- 登録から求人掲載、ワーカーとの契約までオンラインで完結。
- 突発的な欠員や慢性的な人手確保に幅広く対応できる。

利用特典と今後の展望

『ケアリンク（首都圏版）』への登録特典として、介護施設や障害者福祉施設を運営する企業様においては、先着3法人に限り初期マッチング1名分の手数料が完全無料になるという特典が用意されています。また、2024年2月29日までに求人へ応募し、初回勤務を終えた方には1,000円がプレゼントされます。サービスは、千葉県と東京都を対象にスタートし、その後関東全域へと拡大する予定です。

今後も『ケアリンク』は、ITとワークシェアリングを融合させて、業界の人材不足解消に貢献していく考えを示しています。介護施設と求職者のニーズを直接マッチングし、より安心して介護サービスが受けられる社会を目指しています。