NOKグループ、学生フォーミュラ日本大会2024のスポンサーを17年間継続

NOKグループは、2024年に開催される学生フォーミュラ日本大会のスポンサーを17回連続で続けており、変わらぬサポートを提供し続けています。今年の大会は初めて愛知県で実施され、国内外から78チームが出場します。NOKグループは、出場する大学に対してオイルシールやOリングなど約270点の製品を支援し、若いエンジニアたちのモノづくりを支えます。

企業PRブースでは、既存製品の展示に加え、ENEOSとの共同開発による自己潤滑ゴムやEV向け熱マネジメント技術も紹介されており、来場者は最新の自動車技術について学ぶことができます。ブースでは技術者が学生や来場者に対して丁寧に説明を行い、次世代の技術者たちを育成する役割を果たしています。

学生フォーミュラは、2003年から始まった日本の競技会であり、もともとは1981年にアメリカで始まったフォーミュラSAEに基づいています。大学や高専、自動車学校の学生がチームを組み、1年間でフォーミュラスタイルのレーシングマシンを設計・製作し、その技術力を競います。学生たちは、モノづくりの実践を通じて技術への理解を深めることができる貴重な機会を得られるのです。過去の大会は静岡県の富士スピードウェイや小笠山総合運動公園（エコパ）で行われていましたが、今年は新たに愛知県での開催となります。

2024年大会の詳細は以下の通りです。
- 大会名称: 学生フォーミュラ日本大会2024 －ものづくり・デザインコンペティション－
- 主催: 公益社団法人自動車技術会
- 開催日: オンライン開催（静的審査）2024年9月3日（火）〜6日（金）
- 現地開催（車検/動的）2024年9月9日（月）〜14日（土）
- 企業PRブースの開催日: 2024年9月12日（木）〜14日（日）
- 会場: Aichi Sky Expo（愛知県国際展示場）
- 公式サイト: https://www.jsae.or.jp/formula/

NOKグループは「Essential Core Manufacturing ― 社会に不可欠な中心領域を担うモノづくり」を目指し、高品質な製品の安定供給を大切にしています。自動車や電子機器、医療機器など、あらゆる産業分野に技術を提供し、未来の技術者を応援し続ける姿勢が伺えます。特に、安全で快適な社会作りを支えるため、若きエンジニアたちが技術を競い合い、成長する場を提供することに注力しています。今後の学生フォーミュラ大会がどのような刺激を若者たちに与えるのか、多くの注目が集まります。