健康経営優良法人2022の継続認定
アップコン株式会社は、2022年に健康経営優良法人の認定を受けたことを発表しました。この認定は、経済産業省が推進するもので、日本健康会議が支援する健康増進活動の中で特に優れた取り組みを行っている法人に贈られます。アップコンは、2017年8月からこの認定を継続的に受けており、昨年からは新設された中小規模法人部門の「ブライト500」でも評価を受けました。
健康経営の背景とアップコンの取り組み
アップコンは、企業価値が高まると同時に経営の安定を図るため、健康経営を戦略的に実施してきました。特に、2016年に設立された内プロジェクトである「健康活動倶楽部(健活倶楽部)」が中心となり、全社での健康促進に努めています。この取り組みの一環として、ユニークな健康活動やその成果を対外的に紹介する機会を持ち、その評価が今回の認定に繋がりました。
健活倶楽部の具体的な活動
健活倶楽部では、部署を超えた健康活動を推進しています。以下はその主な活動内容です:
- - 健活ポイント制度:健活倶楽部が主催する健康活動に参加することでポイントが与えられ、貯めたポイントをカタログギフトに交換したり、換金して寄付に回すことができます。
- - 定期的な運動時間の設定:毎月第一月曜日の15:00から17:30を「健活の時間」と定め、社員全員が運動や脳トレに取り組む時間としています(2020年から)。
- - 毎朝のラジオ体操:2022年から毎朝実施することで、朝のリフレッシュ運動を取り入れています。
- - 年一回の大人の体力測定:自身の体力を把握するために、社員は年に一度体力測定を行います。
- - 禁煙の推奨:2016年に非喫煙宣言をし、喫煙率は37%から2%まで減少しました。
- - 社内ウォーキングイベント:2022年2月には、86%の社員が8000歩/1日を達成するという成果を上げました。
- - 階段利用の推奨:昼休み中はエレベーターの使用を禁止し、階段を利用することで健康の促進とエレベーター混雑の緩和を図っています。
事業内容と社会貢献
アップコンは、工場や倉庫、店舗、住宅などの床が傾いたり、段差が生じたりした際、ウレタン樹脂を用いた超短工期での修正を行っている建築・土木施工会社です。これにより、建物の使用に影響を与えることなく、迅速に問題を解決するサービスを提供しています。また、同社は単に施工を行うだけでなく、ウレタン樹脂の新しい用途開発にも取り組んでおり、社会インフラの維持管理事業にも事業範囲を広げています。
アップコンの健康経営に対する取り組みは、企業の持続可能な成長に重要であり、今後の発展が期待されます。