フランスのゲームパブリッシャーであるMicroidsが展開する音楽レーベル、Microids Recordsが新たにデジタルドロップ第2弾をリリースしました。今回の発表では、数多くの期待を背負った新しいサウンドトラックと未発表音源が含まれており、さらに初のサードパーティタイトルも登場しています。このプロジェクトは、日本のアニメライセンスを含む内容になっており、特にビデオゲーム以外のメディアとのコラボレーションに対する意欲がうかがえます。
Microids Recordsの副社長、フレデリック・クラーキン氏は、「私たちは、視聴者のために新しい才能と新しい品質のトラックを含む第二のデジタルドロップを発表することを嬉しく思っています。」とコメントしています。この声明からも、Microids Recordsが音楽業界での影響力を強化し、挑戦を続ける意義を強く感じられます。
Microids Recordsは2022年8月に設立され、多岐にわたる音楽コンテンツを提供することを主な目的としています。特に、Microidsのタイトルを中心にしたコラボレーションや独自のサウンドトラックの制作を行い、アーティストや作曲家のコラボレーションが進められています。サウンドトラックやアルバムはそれぞれ、アート作品としての価値が強調されており、デジタルリリースや限定版のリリースには特別なクオリティが求められています。
新たなデジタルドロップ第2弾に収録される主な作品は以下の通りです。
『Blacksad: Under The Skin』
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このジョン・ブラックサッドのオリジナルストーリーには、昔のハリウッドスリラーを彷彿させるジャズスタイルのサウンドトラックが魅力です。Pendulo StudiosのJuan Miguel Martinによるディレクションで、50年代へのトリビュートが込められています。
『Alfred Hitchcock, Vertigo』
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ヒッチコックの映画音楽の潮流を受け継ぎ、サスペンスと陰謀が交差するキュートな雰囲気のサウンドトラックです。この作品もまた、Pendulo Studiosの手がけたビデオゲームと同様に、コダワリのアートが表現されています。
『Yesterday Origins』
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Pendulo Studiosによるクラシックゲームのサウンドトラックで、Juan Miguel Martinの才能が詰まった名作です。曲調は多様で、ミステリアスで冒険的な体験を約束します。
『Californium』
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Nova Productionsが手掛けたこのアドベンチャーゲームのサウンドトラックは、アメリカのSF作家フィリップ・K・ディックのテーマを深く掘り下げた作品です。比較的安定していない音の流れが独特の世界観を構築しています。
Microids Recordsは、今後も多彩なプロジェクトを展開していく予定です。最新情報を知りたい方は、Microids Recordsの公式SNSアカウントをフォローすることをおすすめします。
また、Microids自体の情報を知りたい方は、以下のリンクからもアクセス可能です。
Microidsは、1985年に設立されたフランスのビデオゲームパブリッシャーで、アドベンチャーゲームやレースゲームなどに焦点を当てています。スタジオや作曲家との連携を通じ、伝説的なタイトルを次世代へと引き継いでいます。