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フジッコ株式会社が独自開発した黒大豆ポリフェノール素材「クロノケア®」が、2022年開催の「ウェルネスフードアワード」において、食品素材部門で銅賞を受賞しました。

「ウェルネスフードアワード」は、人々のQOL（生活の質）向上に貢献する食品や食品素材を表彰するアワードで、今年で5回目の開催となります。応募数は100品を超え、美味しさや機能性、話題性、手軽さなどの観点から審査が行われました。

「クロノケア®」は、黒大豆の種皮から抽出・精製された機能性食品素材で、黒大豆ポリフェノールを約60%含有しています。ヒトでの臨床試験で、「血管をしなやかに維持する作用」と「疲労感の軽減作用」が確認されており、この2つの機能性に基づき、機能性表示食品の届出が受理されています。

近年、血管に関する疾患は世界的に増加傾向にあり、WHOによると2019年の死因の32%が心血管疾患でした。また、疲労感を感じている人の割合も年々増加しており、現在では80%の人が疲労を感じているという調査結果もあります。血管障害は疲労により誘発されることが多く、疲労と心血管疾患発生は関連するという報告もされています。

「クロノケア®」は、血管と疲労の両方にアプローチすることで、これらの問題の改善に貢献できると期待されています。フジッコ株式会社は、「昆布と豆で世界を救う」というミッションを掲げ、今後も「クロノケア®」の機能性研究や商品展開に力を入れていくとしています。

「クロノケア®」は、健康的な生活を目指す人にとって、注目すべき素材と言えるでしょう。

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