ハイレゾとアット東京、GPUビジネスモデル実証実験に合意

ハイレゾとアット東京が新たなGPUビジネスに挑む

本日、株式会社ハイレゾと株式会社アット東京が、GPUビジネスモデルおよび接続性に関する実証実験を行うための覚書を締結しました。これにより、両社が持つ技術やサービスを統合し、AI技術の新たな可能性を探求していきます。

実証実験の概要

実証実験では、ハイレゾが提供するGPUクラウドサービス「GPUSOROBAN-AIスパコンクラウド」と、アット東京が展開する「ATBeX」というネットワークサービスを組み合わせた環境が構築されます。これにより、LLM（大規模言語モデル）への独自データの追加学習や、高度な機密性を求められる開発中の製品に関するシミュレーションが、安全かつ効率的に行えるようになります。

特に、両社は実証実験の間に一部サービスを無償で提供することで、顧客や利用者と新たなユースケースの検証にも取り組みます。これにより、GPUの活用やAI開発における柔軟性とセキュリティの両立を目指しています。

GPUSOROBAN-AIスパコンクラウド

「GPUSOROBAN」は、画像生成AIやLLM向けの高性能なGPUクラウドサービスであり、コストを抑えつつ高性能なNVIDIAのサーバーを利用できるのが特徴です。すでに累計2,000件以上の利用実績があり、各業界から高い評価を得ています。

このサービスの強みは、大規模な計算処理を迅速に行えることです。これにより、製造業や研究機関など、多様な分野での利用が進んでいます。

ATBeX（アットベックス）

一方、アット東京が提供する「ATBeX」は、全国規模でフレキシブルかつセキュアな閉域網接続を実現するネットワークプラットフォームです。多くのデータセンターや顧客ネットワークを相互接続し、各種パブリッククラウドサービスやIXサービスなどへのアクセスも可能です。

このプラットフォームを活用することで、データ間のシームレスな接続を実現し、新しいサービス開発の基盤となります。そして、AIやGPUを駆使した次世代の業務インフラを支える役割を果たします。

両社の将来的展望

ハイレゾとアット東京は今回の連携により、双方のサービス品質を向上させるとともに、お客様のビジネス成長を支援することを目指しています。今後もより使いやすく、効率的なサービスを提供し続け、日本におけるAIインフラの発展に貢献していく意向です。

両社は今後の技術革新や市場の変化に柔軟に対応しつつ、新たなビジネスモデルの開発に取り組んで行くとしています。両社の取り組みが、AI産業の未来にどのような影響を及ぼすのか、注目が集まります。

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