高千穂郷の魅力を満喫！釜炒り茶体験がスタート

高千穂郷の宝「釜炒り茶」の満喫体験

宮崎県の西臼杵郡に位置する高千穂町で、たった1%しか生産されない幻のお茶「高千穂釜炒り茶」を思う存分楽しむことができる体験プランの予約が、2025年1月15日（水）から開始されます。これは、高千穂町観光協会が手掛ける特別なプログラムで、釜炒り茶の魅力を直接体感できるチャンスです。

釜炒り茶とは？

「高千穂釜炒り茶」は、一般的な煎茶が「蒸す」プロセスを経るのに対し、茶葉を高温の鉄釜で「炒る」ことで作られます。この独特な製法により、釜香（かまか）と呼ばれる香ばしい香りが生まれ、飲むことで香りの変化も楽しむことができます。水色は透き通った黄金色をしており、すっきりした味わいが特徴です。実際、全国の緑茶の中で、わずか1%を占める貴重なお茶で、その約半数が高千穂町周辺で生産されています。

世界農業遺産としての高千穂釜炒り茶

高千穂釜炒り茶は、世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」を構成する一部として評価されています。この地域は、自然と調和した持続可能な農業が行われており、地域特有の農業技術が継承されています。釜炒り茶の生産は、この地域の伝統的な農業活動として世界的に注目されています。

体験プログラムの詳細

体験では、まず茶園を散策しながら釜炒り茶の歴史や製法について学びます。ガイドによる説明を受けながら、実際に茶園を訪れ、生産者とお話しすることで新しい知識が得られます。その後、6種類の釜炒り茶をテイスティングし、味の違いを感じ取ることができます。お茶テロワール帳も配布され、味わった茶の記録を残すことができます。

次に、自分だけのオリジナルブレンド茶を作る体験です。様々な素材から選んで、自分好みのブレンドを楽しむことができるため、特別な思い出作りにも最適です。