和歌山県白浜町で「DAOサミット」を開催
2024年11月29日から12月1日の3日間、和歌山県白浜町で「DAOサミット」が盛大に開催されました。このイベントは、全国から移住DAOマネージャーが集まり、地域コミュニティの収益化をテーマに活発な意見交換が行われる場となりました。
開催の背景
和歌山県白浜町では、2024年8月より初めて関西での「地域おこし協力隊DAO」という取り組みをスタートしています。このサミットは、その活動の一環として位置付けられています。近年、DAO(分散型自律組織)を使った地域活性化の手法が注目を集めており、特に地域おこし協力隊の活動の中でのDAOの活用は、多大な効果が期待されています。
今回のサミットは、距離的な制約で実際に会うことが難しい他地域のDAOマネージャー同士の交流を目的として企画されました。
サミットの進行
1日目:起業セミナー
初日は温泉付きの宿にて、株式会社あるやうむの代表、畠中博晶氏による「起業セミナー」が行われました。参加者は、起業の基礎知識やDAOを活用したビジネス展開について学びました。
2日目:地域コミュニティの収益化
2日目は白浜町のサテライトオフィス「ANCHOR」で、地域コミュニティの収益化に関するディスカッションが行われました。参加者たちは各自の地域の取り組みや成功例について意見を交わし、活発な議論が展開されました。
3日目:観光地訪問
最終日は白浜町を観光し、特産品や観光名所を巡りました。皆で記念撮影を行う一幕もあり、参加者同士の親睦が深まりました。特に、美しい白良浜での集合写真は参加者同士の絆を象徴するものでした。
参加者の声
参加者からは様々な感想が寄せられました。富山県舟橋村から参加したにしけんさんは、「村のことやビジネスについて学ぶ機会があり、新しいアイデアを持ち帰れることが大きな収穫だった」と語っています。
香川県琴平町のあっきーさんは「全国のDAOマネージャーとの意見交換を通じて、地域おこしの可能性を感じた」と述べました。また、一部の参加者はオンラインでの参加を祝福し、自らも更に積極的に意見交換に参加したいと期待を寄せていました。
今後の展望
白浜町では、このサミットで得た知識や意見を基に、地域おこし協力隊DAOの活動を一層推進していく方針です。具体的な取り組みとして、地元企業や有名人と連携し、特産品やユニークな体験の提供、またイベントの実施を計画しています。これにより、DAOメンバーや地域全体に還元し、より豊かなコミュニティ作りを目指す恐れがあります。
DAOを活用した地域活性化が、この地域に新たな風を吹き込み、今後の展開が非常に楽しみです。
会社概要
株式会社あるやうむは、地方創生に貢献することを目指し、様々な取り組みを行っています。設立は2020年、資本金は1億2200万円で、NFTを活用した地方創生のコンサルティングや開発を手掛けています。詳細については
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