鯖江名物眼鏡作りを未来に繋ぐ職人育成プログラム

鯖江の職人技を伝承し、未来へバトンタッチ

福井県鯖江市の株式会社佐々木セルロイド工業所が、業界の担い手不足を解消すべく、眼鏡フレーム職人を育成するための「職人コース」と「独立コース」を新たに募集します。近年、鯖江の眼鏡製造現場では、熟練の技能を持つ職人が減少しており、この問題に対処することが急務となっているのです。本社は1966年に設立され、現在まで長い歴史を刻んできましたが、職人の数を増やすことで地域の未来を担える人材を育成し、職人の待遇を向上させることを目的としています。

眼鏡作りの根幹を支える技術

佐々木セルロイド工業所では、1本1本手作業で眼鏡フレームを製作しています。アセテートと呼ばれるプラスチック素材を用い、社内で200以上の工程を経て、完全な製品が完成します。職人としての教育を受けることで、受講者はこの製造過程に深く関与し、伝統的な手法から最新技術まで様々な技術を習得できます。

コースの詳細と魅力

「職人コース」では、眼鏡作りの基礎から最終的にプロとして活動できるレベルまで教育します。受講者が希望すれば、佐々木セルロイドで職人として働く道も開かれています。一方、「独立コース」では、受講者が自身のブランドを立ち上げたり、外注先として独立できるようサポートします。さらに、販路拡大や資材調達などの支援も行い、独立後の事業が軌道に乗るよう手厚く支える体制が整っています。特に、同社の技術は世界中の高級ブランドからも評価されています。

参加方法と説明会について

両コースに興味のある方は、2025年8月29日にオンラインで開催される説明会に参加することができます。この説明会では、コースの詳細や受講に関する情報が提供される予定です。参加希望者は、事前に申込を行う必要があります。オンライン開催はMicrosoft Teamsにて行われ、リンクは申込後に送信されるので安心です。

眼鏡作りの新たな展望

佐々木セルロイド工業所の取り組みは、単に職人を育成するだけではありません。眼鏡作りの知識と技術を最新の技術と融合させることで、地域全体の職人の数や待遇の向上を目指しています。皆さまの参加により、鯖江の眼鏡製造を未来へと繋げていくことが期待されています。

上記の内容に興味がある方は、ぜひオンライン説明会に参加し、自分自身の新しい道を切り開くきっかけを見つけてください。新たな職人としての一歩を踏み出しましょう！

公式サイトでの詳細情報