東京科学大学開発のAI搭載議事録ソリューション「オンプレZMEETING」登場

AIの新たな可能性を切り開く「オンプレZMEETING」



Hmcomm株式会社が新たに発表した「オンプレZMEETING」は、東京科学大学が開発した国産大規模言語モデル(LLM)「Swallow」を基盤にした議事録自動化ソリューションです。この製品は、日本語に特化した自然言語理解と要約能力を活用し、重要な会議の情報を迅速に整理できる点が大きな魅力です。特に日本語の曖昧な表現や複雑な文脈を高精度で理解し、会議中の重要な論点や結論を的確に抽出できる能力は、利用者にとって大きな支援となります。

特徴と利点



1. 日本語特化型AIで会議の“価値”を創出


「オンプレZMEETING」では、国産の「Swallow」を活用し、高精度な要約と情報整理を実現しています。会議終了後すぐに自動で要約を生成するため、迅速な情報共有と意思決定を支援します。これにより、会議の成果を最大限に引き出し、業務の効率化が期待されます。

2. 完全オンプレミスでの高いセキュリティ


同製品は、社内サーバー内で全ての処理を完結する構成を採用しており、データ漏洩のリスクを大幅に低減しています。これは金融機関や官公庁、医療機関など、高度なセキュリティ要件が求められる環境でも安心して利用できることを意味します。さらに、音声認識エンジンは「Whisper」や「くしなだ」など、用途に応じて選択可能です。

3. 柔軟なセキュリティ対策


利用者のニーズに合わせてアクセス制限や操作ログ管理などのセキュリティ機能を段階的に構築でき、個人情報や機密データの保護も万全です。情報漏洩のリスクに備えた堅牢な設計も特徴の一つです。

活用シナリオ


「オンプレZMEETING」は、経営会議や取締役会、営業会議など、さまざまなシーンで活用されることが期待されています。医療現場での症例検討会や政策会議の議事録作成、法務・知財部門での機密性の高い記録保管にも対応しています。

今後の展望


Hmcommは、これからも精度向上と実用性の強化に努め、業種別の運用ニーズに応じたカスタマイズ性を高めていく方針です。安全性と業務効率を両立するAIソリューションの実現を目指します。

開発の背景


Hmcommの執行役員、白井秀範氏は、「従来以上に機密性やセキュリティが求められる現場においても安心してご利用いただける環境を提供することを目指している」とのコメントを寄せています。音声認識、要約、話者分離といった機能の精度向上に取り組み、実際の業務現場に役立つ議事録ソリューションとしての完成度を高めています。

クラウド版ZMEETINGの利便性


さらに、Hmcommはクラウド型AI議事録支援ソリューション「ZMEETING」も提供しています。音声認識や要約AIを組み合わせることで、誰でも簡単に高精度な会議記録を生成できる利便性があります。これにより、企業の業務効率化や情報共有が進むことが期待されます。

製品詳細と会社概要


Hmcommは、人工知能(AI)を基盤とした音声処理技術の研究開発を行っており、その理念に基づき「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することで社会に貢献する」ことを目指しています。詳細な情報は、公式ウェブサイト(https://hmcom.co.jp/)をご確認ください。今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
Hmcomm株式会社
住所
東京都港区芝大門2-11-1富士ビル 2階
電話番号

関連リンク

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