5年ぶりに開催された全農親子料理教室
2024年12月21日、神奈川県横浜市にて「全農親子料理教室」が開催されました。これは、コロナ禍による影響で約5年間中断されていたイベントであり、今回の開催には小学生とその保護者15組、計30名が参加しました。この料理教室は、全国農業協同組合連合会(全農)が主催し、参加者が国産農畜産物を使用した冬にぴったりの料理作りに挑戦します。
料理作りの楽しさを体験
参加者たちは、料理の先生の指導を受けながら、切ったり混ぜたりといった基本的な調理技術を学びました。今回のメニューは、レンコンの鶏つくね、白菜とろたまスープ、ブロッコリーベーコンのカルボナーラ風、リンゴのコンポートと、冬にぴったりのあたたかい料理が並びました。特に子どもたちは、自分たちが作った料理を食べる頃には、達成感と共に「みんなで楽しくできた」と笑顔で話していました。
食と農をつなぐ体験
全農は、料理教室を通じて、子どもたちに料理の楽しさを感じてもらい、国産農畜産物の重要性を知ってもらうことを目的としています。「全農親子料理教室」は1998年から開催されており、これまでに125回も実施されています。参加した保護者からは「食への関心を深めさせる良い機会になった」との感想が寄せられ、親子での共同作業が子どもたちの成長にも寄与しています。
様々な企業の協力
今回の料理教室では、全農グループ各社からの協力があったことが特記すべき点です。全農パールライスやJA全農青果センターなど、様々な農業関連企業から食材が提供され、参加者は新鮮な食材を使った料理作りを楽しむことができました。これは、地元の農家さんへの感謝の気持ちを育むための大切な体験にもつながっているのです。
未来の食育を支える取り組み
料理を通じて学んだことや感動した経験を、子どもたちが将来に渡って忘れないよう、全農は今後も引き続き食育活動を続けていく方針です。子どもたちが食べ物や農業の重要性を学べる場を提供することは、地域を支える大きな役割を果たすこととなります。地域住民との関係を深めながら、食と農の大切さを次世代へと伝えていく醍醐味を感じることができる場でもあります。
最後に
今回の全農親子料理教室は、参加者にとってただの料理体験ではなく、豊かな食文化の理解が深まる貴重な場となりました。このような活動が今後も続くことを願い、次回の開催がとても楽しみです!
参加したい方は、全農広報部の公式アカウントやウェブサイトをチェックしてみてください。