共有アカウントとセキュリティの危険性
企業で業務効率化やコスト削減を目的に使用される共有アカウント。便利さの反面、それがもたらすセキュリティリスクについてはあまり知られていません。特に、「誰が」「いつ」「どこから」アクセスしたのかを特定できないことから、内部不正や情報漏洩が発生した際の追跡が非常に困難になります。これにより企業は想定外の損失を被る恐れがあります。
国際的な情報セキュリティ管理規格であるISMS(ISO/IEC 27001)やFISC(金融情報システムセンター)の基準でも、個別のアクセス認証や操作記録の義務が定められており、共有アカウントの利用はコンプライアンス違反につながる可能性があります。従って、本人を明確に識別できる認証管理は企業にとって必須となっています。
多要素認証やIDaaSだけでは解決しない
最近、多くの企業がクラウドサービスに対応するためにIDaaS(Identity as a Service)やMFA(Multi-Factor Authentication)を導入していますが、これだけではすべての業務アプリケーションや共有アカウントには対応しきれません。特に、ユーザーのIDやパスワードの使い回し、更新要求による属人化が不正利用のリスクを生んでいます。
多くの認証ツールでは、パスワードの管理を完全にユーザーから排除することができず、「誰が使ったのか分からない」状況が依然として続いています。これは企業の内部セキュリティにおいては致命的な問題です。
Evidianによる本人認証基盤の確立
このような状況に対応するために、Evidianがどのように「本人性」を確保し、共有アカウントのリスクを軽減できるのかを紹介します。本セミナーでは、Evidianの多要素認証に加え、ユーザーにパスワードを触らせないSSO(Single Sign-On)や自動更新機能の提供により、具体的に「誰が」「いつ」「どこから」アクセスしたかを正確に記録します。これにより、共有アカウントの利用に伴う責任を可視化し、セキュリティとコンプライアンスの両立を実現しています。
特に、複雑で長いパスワードを自動生成し、運用負荷を最小限に抑えつつ高いセキュリティを保つことがその特徴です。共有アカウントの管理やユーザー認証に課題を感じている企業の方々は、ぜひこのウェビナーに参加して新たな解決策を見つけていただきたいと思います。
主催・共催のご紹介
本ウェビナーはEVIDIAN-BULL JAPAN株式会社の主催のもと、株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社の協力を得て開催されます。
詳細・参加申し込み方法はこちらからご覧ください。
マジセミ株式会社は、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを随時開催する予定です。過去のセミナーの資料や、現在募集中のセミナー情報は、ぜひ
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