食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地と、総合サービス企業のシダックスグループが、共同で全国の小学校を対象とした食育プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトは、次世代を担う子どもたちに食の未来について考えさせることを目的としており、特にフードロス削減に焦点を当てています。
オイシックス・ラ・大地がこれまで培ってきた食育活動のノウハウを活かし、シダックスグループが学校給食調理業務を受託する全国の小学校で、子どもたちに食の大切さやフードロス問題について学んでもらう内容となっています。
具体的な取り組みとしては、クイズやスライドショーを通して、子どもたちが楽しみながら食について学べる授業を実施します。また、家庭でもフードロスを減らすための工夫を考えさせるワークショップなども予定されています。
2024年6月には、大阪府内の小学校で、小学4年生を対象に「ふれあい給食」と題した食育プロジェクトを実施しました。
子どもたちは、給食を食べながら、日本の食文化や世界の食事情について学び、フードロス問題について真剣に考える機会を得ました。
授業後には、子どもたちから「フードロスがこんなに多いとは知らなかった」「今日食べた野菜スープも、無駄なく使われているんだなと思った」といった感想が聞かれ、食に対する意識が大きく変わった様子が伺えました。
今回のプロジェクトは、学校給食を通して子どもたちに食の大切さを伝えるだけでなく、家庭や地域社会全体でフードロス削減への意識を高める効果も期待されています。
今後も、オイシックス・ラ・大地とシダックスグループは、連携して様々な食育プロジェクトを展開していく予定です。