ブラインドメイク体験開催
2024-10-03 12:22:43

視覚障がい者の自立を支える新しいメイク技法「ブラインドメイク」体験イベントが開催!

視覚障がい者の自立を目指す「ブラインドメイク」体験イベント



視覚に障がいのある方々が、自分自身のメイクを楽しむことができる新しい技法として注目されている「ブラインドメイク」。この技法は、特に視覚的な制約を持つ人々にとっての自立への道しるべとして設立され、今では国内外で実践されています。2024年の目の愛護デーに合わせて、東京都と大阪府で「ブラインドメイクを世界に広げよう!プロジェクト2024」という体験イベントが開催されることが決定しました。この取り組みは、一般社団法人日本ケアメイク協会によって進められ、視覚障がい者のメイクの楽しさと自己表現の場を提供することを目指しています。

イベントの概要



東京では、10月10日(木)の18時から20時、丸紅ビルにて開催され、大阪では10月14日(月・祝)の14時から16時、千寿製薬株式会社で行われます。どちらのイベントも参加は無料で、視覚障がいをお持ちの方だけでなく、関心を持つすべての方の参加が可能です。ブラインドメイクの体験に関しては、事前に予約が必要で、各会場で20名まで受け付けています。

イベントでは、化粧訓練士による実演と共に、特別企画として経験者によるトークセッションや着物着付けのファッションショーも予定されています。さらに、視覚障がい者をモデルにした写真展示が行われ、ブラインドメイクがもたらす心の豊かさを感じ取ることができます。

ブラインドメイクの魅力



「ブラインドメイク」は日本で生まれたメイク技法でありながら、全世界の視覚障がい者に共通するスキルとして急速に広まっています。この手法により、視覚に障がいを持つ方々は、化粧を行いながら自己肯定感を向上させ、新しい自分と向き合う経験を得ることができます。たとえば、日常生活の中で、自分一人でもメイクをすることができるようになれば、外出や友人との交流が楽しくなることでしょう。

参加者からの反響と今後の展望



過去のイベントでは、約300名の参加者がブラインドメイクを体験し、前向きな変化を実感しています。目の不自由さを感じながらも、自分自身でメイクを楽しむことで、より多くの人々が社会とのつながりを感じるきっかけになると期待されています。

一般社団法人日本ケアメイク協会の理事長である山岸加奈子氏は、ブラインドメイクがもたらす可能性と、参加することで得られるポジティブな体験について語ります。また、化粧品メーカーの代表もこの取り組みが持つ価値を強調し、ブラインドメイクによる自信の回復が、視覚障がい者に新たな人生の楽しみをもたらすことを願っています。

このイベントを通じて、視覚障がいを持つ人々が自分の外見を自分の手で整え、自信を取り戻すための大きな一歩を踏み出すきっかけになることが期待されています。是非多くの方々に参加していただき、共に「ブラインドメイク」の魅力を体感する機会としてほしいものです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
一般社団法人日本ケアメイク協会
住所
群馬県高崎市飯塚町1733-1
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。