タグ・ホイヤーのカレラ1887クロノグラフがジュネーブで輝く

タグ・ホイヤーの快挙、ジュネーブで注目の受賞

2010年11月18日、スイスで行われた権威あるジュネーブウォッチグランプリにおいて、タグ・ホイヤーの「カレラ 1887 クロノグラフ」が栄えある賞を受賞しました。この授賞式は、時計ファンにとって特別な意味を持つものであり、特に「La Petite Aiguille」部門に選ばれたことはタグ・ホイヤーにとっての大きな名誉です。

「La Petite Aiguille」は、上限が5,000スイスフランの時計の中で、最も優れた作品に与えられる賞。これにより、タグ・ホイヤーの時計は再び高い評価を受けることができました。同社は過去10年で6回もの受賞歴があり、その確かな技術力とデザイン性が証明されています。

受賞に込められた想い

タグ・ホイヤーのCEO、ジャン-クリストフ・ババン氏は、「この受賞はタグ・ホイヤー及び名誉会長であるジャック・ホイヤーにとっての偉業である」と語り、1964年に初代カレラを発表したジャック氏の功績に感謝の意を込めました。新しいカレラは彼のレガシーを受け継ぎ、創業150周年という節目にふさわしい品とされているのです。

カレラ1887クロノグラフとは

この「カレラ 1887 クロノグラフ」は、徹底した管理のもとスイスのタグ・ホイヤーの自社ファクトリーで生産されています。その心臓部には、日本の技術である「キャリバー1887」が搭載されており、優れた性能と精度を誇ります。タグ・ホイヤーは、オープンにその技術的背景を示し、現代的な機械式クロノグラフを世に送り出しました。

そして、名誉会長のジャック・ホイヤーは「この時計は機械式ムーブメントとしての素晴らしい出来栄えであり、3年の開発期間を経て実現した」と強調。最新の技術を駆使し、一貫した熱意を持って設計されたことも話されています。

バリエーションと価格

「カレラ 1887 クロノグラフ」は全4モデルが展開されており、ブラックダイアルとシルバーダイアルに、SSブレスレットとアリゲーターストラップがそれぞれセットされています。価格は399,000円（税込）と、質の高いタイムピースとしては適正であると評価されています。

この新たなるカレラは、タグ・ホイヤーの哲学である「公正なコストで公正な価格」を体現した時計として、多くの時計愛好者に愛され続けることでしょう。