BVT2020の魅力を探る
2020-11-01 19:40:02

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020が示した新たな可能性とは

マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020の魅力



2020年10月31日から11月1日にかけて、国内のビーチバレー界が集結した「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020」(略称BVT1)が開催されました。これまでにない試みとして、2日間で行われた全14試合のライブ配信が行われ、多くの視聴者が新たな形でビーチバレーの魅力を体感しました。大会は新型コロナウイルス感染症の影響で、観客数を厳格に制限する中での開催となりましたが、その中でも多くの選手が情熱を持ってプレーに臨みました。

特別な大会の意義



今年の大会はオリンピックやワールドツアーを目指す選手たちにとって、重要なステップとなりました。コロナの影響で特に日常的なトレーニングが難しい状況でしたが、それでも選手たちは各自の目標に向けて努力を続け、この大会でのパフォーマンスを通じて未来への希望を見出しました。

女子決勝では石井美樹・村上めぐみペアが、強敵鈴木千代・坂口由里香ペアをストレートで破り、優勝を手にしました。石井選手は「オリンピックの延期に戸惑った時期もあったが、ファンの支えのおかげで優勝できた」と明かし、一方の村上選手は「この勝利はチームとして成長していくきっかけになった」と続けました。

男子決勝でも高橋巧・長谷川徳海ペアが快勝し、彼らもまた「世界を目指す日々の努力が実を結んだ」としています。新型コロナによるトレーニングの制限の中でも、彼らは必死に努力をし、晴れやかな結末を迎えました。

ライブ配信の新たな試み



今回の大会では、ビーチバレーに精通していない一般視聴者にも楽しんでもらおうと、浅尾美和さんや狩野舞子さんがスポーツライバーとして会場から様子を伝えました。浅尾さんは「選手たちが楽しんでプレーする姿が印象的だった」と語り、狩野さんも「ビーチバレー特有の難しさや魅力を知ってもらえたら」と期待を寄せました。このような試みが、インドアバレーのファン層を広げる一助になることが期待されます。

結論



「マイナビジャパンビーチバレーボールツアー2020」は、ただの大会に留まらず、多くの選手やファンに新たな可能性を示しました。競技の境界を越えて、さまざまな楽しみ方を提案し、未来への橋渡しをするイベントとなったと言えるでしょう。選手たちがとてもタフな状況の中で力を発揮したことは、これからのビーチバレーにとって非常にポジティブな影響を持つはずです。今後もこの大会に期待が寄せられます。


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