NashTechとBiiLabsが協業し日本市場でブロックチェーン技術を推進

NashTechとBiiLabsの協業でブロックチェーンが進化

日本市場のブロックチェーン技術普及加速

イギリス、アメリカをはじめとした複数の国でソフトウェア開発を手がけるNashTechが、BiiLabsとの提携により日本市場においてブロックチェーン技術の共同開発を行います。この協業は、変革が進むデジタル経済の中で、日本におけるDX（デジタルトランスフォーメーション）を一層加速させることを目的としており、両社の専門知識と経験を組み合わせた革新的なソリューションの提供が期待されています。

NashTech Japanは、日本市場での豊富な知見と顧客基盤を活かし、空間的にも技術的にもブロックチェーンの実用化を推進。特に、日本国内の企業や政府によるDXの取り組みが進む中で、ブロックチェーンはますます注目されています。

BiiLabsとの連携によるメリット

BiiLabsは分散型台帳技術を活用し、多岐にわたるソフトウェアソリューションを開発しており、その中に決済システムや物流管理システムなどが含まれています。BiiLabsの代表的な商品である「BlaPay」はブロックチェーン技術を用いた新しい決済ソリューションで、2020年に発表され、世界中で展開されています。今回の協業では、NashTechの日本市場における経験を充分に活用し、両社の持つ技術力を結集させることで、高品質なブロックチェーンソリューションの導入を実現することが狙いです。

専門家のコメント

NashTech Japanのカントリーマネージャー、Vicky Chan氏は、「ブロックチェーン技術は、現在進行中の日本におけるDXの再構築において、最大の関心事の一つです。この協業を通じて、日本におけるブロックチェーンの導入を加速させる一助になりたい」と語っています。さらに、BiiLabsの共同創設者兼CEO、Lman Chu氏も、「NashTechとの連携により、日本市場でのITサービス提供の幅を広げていくことができると確信しています。この協業によって、未来のデジタルトランスフォーメーションが加速することを期待しています」とコメントしています。

NashTechとBiiLabsの会社概要

NashTechは、Harvey Nash Groupの傘下にあり、創立20年の歴史を誇るベトナムのソフトウェア開発のリーダー企業です。ホーチミンとハノイを拠点とし、世界中に高品質のソフトウェアソリューションを提供しています。2020年には、世界で約30社のみが取得するCMMI成熟度レベル5 V2.0を認証されており、業界内での信頼性が高まっています。

一方、BiiLabsは、セキュリティや効率性を重視したデジタルソリューションを提供する企業で、様々な業界においてDXを推進するための革新的な技術を開発しています。決済、監査、在庫管理システムに強みを持ち、その技術力で多くの顧客のニーズに応えています。