AI通訳機「ポケトークS2 Plus」がみずほ銀行で317台導入！新たなコミュニケーション革命

株式会社みずほ銀行が、全国の支店窓口にAI通訳機「ポケトークS2 Plus」を導入したことが発表されました。この通訳機は317台設置され、対面での円滑なコミュニケーションを可能にします。ポケトークシリーズは、特に多言語翻訳に特化しており、90言語を音声およびテキストで翻訳を行うことができます。加えて、2言語間でのテキスト翻訳も行えるため、さまざまな場面で活用できます。

みずほ銀行がこの導入を進めた背景には、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、すべてのお客さまに使いやすい銀行を目指す姿勢があります。最近、日本において日本語を母国語としないお客さまの増加が顕著であり、国際化が進む中でのサービス向上が求められています。さらに、聴覚に障がいのある方や高齢のお客さまに対しても、より快適なサービスを提供するために、この通訳機の導入が助けとなるのです。

ポケトークは言葉の音声認識能力や翻訳精度が高く、特に聴覚に障がいのあるお客さまとのコミュニケーションにおいては、従来の筆談を超えた新たな交流の形を提供します。職員の説明が行われる際には、ポケトークのディスプレイに表示されるテキストを用い、お客さまとのやり取りをよりスムーズに行えるようになります。また、筆談と併用することで、窓口での問合せや手続きにおいて、より良いコミュニケーションを実現。これにより、銀行の窓口業務が一層効率化されることでしょう。

加えて、みずほ銀行で取り扱う個人情報に関しては、特にセキュリティの強化が求められます。この点でも「ポケトークS2 Plus」は安心です。このビジネスモデルは、国際的なセキュリティ基準に準拠しており、安全に利用できることが大きなポイント。お客さまにとっても、安心感を提供するための重要な選択肢となっています。

ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、世界中で対話の手助けを行っている企業です。「ポケトーク」シリーズを通じて、様々な文化や言語を持つ人々のコミュニケーションを支援し、相互理解を深めることを目指しています。多言語対応だけでなく、誰もが快適に生活できる「言葉の壁のない社会」を実現するため、今後も新たな技術革新を追求していくことでしょう。

「ポケトーク S2」は2024年10月に販売を開始。Wi-Fiがなくても使用できる国と地域が拡大し、170以上の国で利用可能です。バッテリー持続時間も改善され、さらに「ポケトークアナリティクス」との連携により、利用時のセキュリティ面も強化されています。

このように、「ポケトークS2 Plus」の導入により、みずほ銀行の窓口サービスは大きく進化し、多様なニーズに応える役割を果たすことになるでしょう。