グアムでのボランティア活動
NPO法人塗魂ペインターズは、2019年2月に実施した南太平洋戦没者慰霊碑の塗装ボランティア活動に続き、2024年11月16日(土)と17日(日)に今度はグアムの平和慰霊公苑でその第2弾を行います。この活動の目標は、戦没者たちの想いを繋ぎ、平和への願いを表現することです。
塗魂ペインターズの理念
塗魂ペインターズは「塗装でできる社会貢献」を掲げ、日本各地で古くなった公共施設や公園の塗装を無償で行うNPO法人です。活動の本部は千葉県柏市にあり、会長の佐々木拓朗を中心に、全国で幅広いボランティア活動を展開しています。2024年10月には全国大会を開催し、新しい執行部にバトンを託したことも、次世代へと「多くの人の想いを繋ぐ」意義を強調しています。
平和の願いを込めて
2025年に終戦から80年を迎えるにあたり、過去の悲惨な戦争の記憶を風化させないためにも、今回の塗装活動は重要な意味を持っています。南太平洋の戦域では、約50万人を超える人々が命を落としており、平和記念公苑内には、彼らを追悼するための慰霊塔や平和寺が建立されています。塗魂ペインターズは、これらの施設の屋根を丁寧に塗装し、訪れる人々に平和を祈念する空間を提供します。
南太平洋戦没者慰霊協会との連携
今回のボランティア活動を実現するにあたり、南太平洋戦没者慰霊協会からは足場の提供を受けており、安全で効果的な作業を進めることが可能になります。この協力に感謝しつつ、塗魂ペインターズは積極的にボランティア活動を推進していきます。
ボランティア活動の詳細
この塗装ボランティアは、11月15日(金)から準備作業が始まり、16日と17日の二日間にわたって行われます。場所はグアム平和慰霊公苑(South Pacific Memorial Park)、Yigo,Guam 96929です。活動を通じて多くの人々の想いを結集し、平和という大切なメッセージを伝えていきたいと考えています。
NPO法人のこれから
NPO法人塗魂ペインターズは、これまで200回以上の活動を重ねており、多くの方々の応援を受けながら成長しています。今後も平和を願う活動を広げ、次世代へとその想いを繋げていくことを約束します。私たちの活動が、少しでも多くの人々の心に響き、平和の重要性を感じてもらえる機会となれば幸いです。