新しいアートギャラリー
2023-10-23 11:30:01
大手町に現代アートの新たな拠点「TOKYO DIASPORA」オープン
大手町に現代アートの新たな拠点「TOKYO DIASPORA」オープン
2023年10月、東京・大手町に現代アートギャラリー「TOKYO DIASPORA CONTEMPORARY ART GALLERY OTEMACHI」がオープンしました。このギャラリーは、アメリカのアーティストを中心に展覧会を開催する新しいアート拠点として期待されています。ディレクターには、日本人現代美術作家であるスシュマチダ(Sush Machida)が就任し、彼の豊富な経験と視点を生かして多彩なアートイベントを企画しています。
「ディアスポラ」という言葉は、元の居住地から離れたコミュニティを指し、アートの世界でも新しい移動の形を象徴しています。スシュマチダは、彼に影響を与えた伝説の美術評論家デイブヒッキーの理念を受け継ぎ、新たなソーシャルキャピタルの創出を目指しています。ギャラリーでは、ジェフリーバランス、ガジンフジタ、ケンプライスなど、著名なアーティストの展覧会を予定しており、これまでアメリカで20年以上にわたって築いてきたネットワークを最大限に活用したプログラムが展開されます。
マークディーンヴェカの個展「GOOD VIBES」
オープンにあたり、まず注目されるのがロサンゼルス在住のアーティスト、マークディーンヴェカ(Mark Dean Veca)の個展「GOOD VIBES」です。この展覧会では、彼が手がけた新作ペインティングやドローイング、インスタレーションが展示されます。ヴェカは、ポップカルチャーやカートゥーンからインスパイアを受けた作品を数多く制作しており、彼の独特のスタイルにはサイケデリックな要素も含まれており、視覚的に非常に魅力的な表現が展開されます。
さらに、10月24日から27日には、彼自身によるミュラル(壁画)の公開制作も行われ、ギャラリーの屋内外がそのアートで溢れることになります。この作品は、江戸文化の「看板文化」や浮世絵の要素と関連づけられ、アメリカ現代美術の文脈を探求する取り組みがなされています。
また、展示される新作の中には、当ギャラリー限定のエディションプリントやオリジナルのグッズも販売され、アートファンにとっても楽しめる内容となっています。
ギャラリーの詳細情報
「TOKYO DIASPORA」は、東京都千代田区内神田に位置しており、大手町駅から徒歩5分、神田駅からも徒歩6分の距離です。開館時間は木曜日から日曜日の13:00から19:00まで、月曜日から水曜日はアポイント制での利用が可能です。入場は無料で、オープニングレセプションは2023年10月28日に開催されます。多くの方が参加できる機会となるでしょう。
この新しいギャラリーは、アートを通じたコミュニケーションの場として、また新たなアーティストの発見と育成の場として、現代アートシーンにおいて重要な役割を果たすことが期待されています。是非足を運んで、最新のアートに触れてみてください。
主宰者スシュマチダの経歴
スシュマチダは1992年に渡米し、美術評論家デイブヒッキーにスカウトされラスベガスに移住。彼はその後、ネバダ州立大学で美術の修士号を取得し、ロサンゼルスでの活躍を経て、現在に至ります。また、彼は様々な著名なアーティストのキュレーションにも関わっており、その視点はアート界で高く評価されています。
「TOKYO DIASPORA」は、これからの現代アートを牽引すること間違いなしのスポットと言えるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
合同会社1046
- 住所
- 千代田区内神田1-12-6, 大森内神田ビル1階千代田区内神田1-12-6, 大森内神田ビル1階
- 電話番号
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080-3343-0242