日本フットサルトップリーグ2024-2025シーズンの終了と感謝のメッセージ
フットサルファンの皆様にとって、この2024-2025シーズンは特別なものだったことでしょう。本日、全国のフットサル界が注目する「第2回FリーグU-18フットサル大会 in 名古屋」がフウガドールすみだファルコンズの優勝で幕を閉じ、これにより今年度の日本フットサルトップリーグの全事業が無事に終了しました。日頃からリーグを支えてくださっているファン、スポンサー、自治体の皆様には、心からの感謝を申し上げます。
私、松井大輔が理事長に就任したのは2024-25シーズンが始まってからの6月でした。以前は選手としてフィールドでプレーしていた私にとって、この新たな役職は大きな挑戦でもありました。選手時代に得た経験を活かし、多くの人々にフットサルの魅力を伝え、Fリーグの発展に貢献する姿勢は変わりません。日本のフットボール全体の質を向上させるために、フットサルの重要性を広めていく役割を果たしていく所存です。
理事長就任時に掲げたチェアズ・ミッション「petit à petit(プティ・ダ・プティ)」では、5つの取り組む分野を設定しました。このスローガンは、かつてのJFA会長、川渕三郎キャプテンによる「キャプテンズ・ミッション」へのオマージュとして誕生したものです。
まず、「ファンビルド」に注目したいと思います。この視点では、ファンマーケティングに特化した株式会社BOKURAとの契約を結び、またファイナルシーズンには株式会社はこぶんの協力により、観客からのご意見を直接伺う機会を設けました。これらの知見をもとに、来シーズンにはさらに良い環境作りを目指します。
次に、「ソーシャルグッド」として、アビームコンサルティング株式会社と共に、令和6年能登半島地震および奥能登豪雨復興支援活動に取り組んできました。地元石川県のクラブ、ヴィンセドール白山とも連携し、地域に貢献したいと考えています。
また、「クロスボーダー」や「ネクストジェネレーション」に関しても、積極的にプロジェクトを進めており、残る「グローバルマインド」については、来シーズンに計画を発表する予定です。アビームコンサルティング株式会社との連携を通じて、男子リーグ戦の観客動員目標は年間20万人に設定しました。「ABeam AWARD」という取り組みもスタートし、リーグとクラブが一体となって観客を増やす努力を続けています。
他にも、今年度のリーグ運営を支えてくださったスポンサー各社、特に株式会社伊藤園、株式会社ミカサ、株式会社日本トリム、丸大産業株式会社、株式会社アスレタ、ルートインジャパン株式会社、株式会社PR TIMES、株式会社ベアリッジ、ウェッジ株式会社の皆様にも感謝の意を表したいと思います。
2025−26シーズンについては、リーグ戦、リーグカップ戦、U-18大会の3つの事業を継続していきます。これまでの歴史を大切にしながら、エンターテインメントの面でも新しいステージを目指していくつもりです。
すでに発表したように、メットライフ生命保険株式会社とリーグタイトルパートナー契約を締結し、フットサルリーグは「メットライフ生命Fリーグ」および「メットライフ生命女子Fリーグ」として新たなスタートを切ります。開幕日は、メットライフ生命F 1リーグが5月末、女子リーグとメットライフ生命F 2リーグが6月中旬です。年間の日程に関する詳細については現在最終調整中ですので、もうしばらくお待ちください。
最後に、来シーズンも「petit à petit(プティ・ダ・プティ)」の精神で運営に取り組んでいきます。ファンやサポーターの皆様には、大好きなクラブや選手への応援を引き続きお願いいたします。皆様と共に、日本のフットサルをさらに盛り上げる一年にしていきましょう!