甲子園と熱中症対策
2025-07-31 14:32:31

灼熱の甲子園大会で審判を支える新たな冷却パックの寄贈

灼熱の甲子園大会での熱中症対策



全国高校野球選手権大会、通称「甲子園」は、多くの観客を魅了する夏の風物詩として知られています。しかし、近年の猛暑は、選手や審判たちにとって深刻な脅威となっています。そんな中、医療品流通を担う アルフレッサ株式会社 が、審判委員の熱中症対策として特殊な冷却パックを寄贈しました。

特殊冷却パックの必要性



気温が30度を超える中で運営される甲子園大会では、審判も選手同様に過酷な環境にさらされています。熱中症は、選手や審判にとって命に関わるリスク。これに対抗するため、アルフレッサは体の深部温度を下げることを目的とした AVA血管冷却 という手法を推進しています。

AVR血管冷却は、手のひらに存在する動静脈吻合(AVA)を利用し、手のひらを適切な温度(約10~15℃)で冷やすことで、効率良く体の深部温度を下げる効果が証明されています。これにより、審判が試合中に適切な温度調整を行うことが可能となります。

特殊冷却パックの特長



寄贈された特殊冷却パックは、AVA血管冷却に最適な温度を外気温が高くても保つことができる特長を持っています。具体的には、30度の環境下でも3時間以上、10〜15℃の冷却効果を維持し続けることができます。持ち運びも簡単で、家庭用冷凍庫で準備できるため、現場での利便性も抜群です。

審判たちからの支持



これまでに都道府県大会においても使用されてきたこの冷却パックは、その効果から審判たちから好評を得ています。甲子園球場内の複数の箇所で、審判が自由に使用できるよう設置される予定です。これにより、試合中でも迅速に体調管理ができる環境が整います。

寄贈の目的と期待される影響



寄贈物は200個に及び、目的は熱中症予防を通じた安全な運営支援と、AVA血管冷却手法の認知拡大です。毎年、甲子園大会は約67万人の観客を動員し、決勝戦に至ってはテレビ視聴者数が1,114万人を超えることもあります。この大会での審判の様子が報道されることで、熱中症対策に対する一般の理解が深まることが期待されています。

アルフレッサ株式会社の取り組み



アルフレッサは1949年に設立され、医療用医薬品の卸売を主な業務としてきました。全国約170拠点のネットワークを利用し、地域に根ざした医療サービスを提供することを目指しています。さらに、医療とヘルスケアに関連する課題解決にも積極的に取り組んでおり、今後も人々の健康を支える活動に邁進していく姿勢を示しています。社会への貢献を重視し、このような取り組みが広がることで、安全で健康なスポーツ環境が構築されることを願っています。


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会社情報

会社名
アルフレッサ株式会社
住所
東京都千代田区神田美土代町7番地住友不動産神田ビル13階
電話番号
03-3292-3331

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