日本の美しい風景とサスペンスが融合した「旅人検視官 道場修作」シリーズの第5弾が放送されます。このオリジナルドラマは、内藤剛志さんが出演し、彼が演じる道場修作の魅力が存分に表現される作品です。道場は元警視庁の検視官として定年退職後、亡き妻が残した雑記帳を片手に旅に出ます。それぞれの地域の文化や食を楽しむ一方で、彼を待ち受ける数々の事件に巻き込まれるのです。
今回の物語は和歌山県を舞台にしています。熊野古道は世界遺産にも認定され、その美しさはもちろん、神秘的な雰囲気が漂う場所です。道場は、妻の雑記帳に記されたこの地域を訪れることで、彼女との思い出を取り戻そうとしますが、またしても事件に巻き込まれてしまいます。ホラーではないものの、ファンタジー的な要素も織り交ぜられたストーリーです。道場は「内容が生まれ変わる場所」と語り、熊野古道が持つ不思議な力を感じています。
物語には地元神社の宮司、松木喜久役の佐野史郎さんや、その妻・紀子役の清水美砂さんが重要な役割を果たします。松木夫妻との出会いが道場にどのような影響を与えるのかが、物語の大きな見どころとなるでしょう。また、地元警察の若手鑑識係員として、佐々木春香さんが出演。彼女は道場に助けを求め、事件の真実に絡んでいく姿が描かれます。
過去の作品を振り返ることで、視聴者は新作の理解がさらに深まります。放送に先立ち、過去のシリーズが3週連続で放送される計画も立てられており、多くのファンにとってこの機会は見逃せないものになることでしょう。過去作の視聴は、シリーズ全体の文脈を把握する上でも非常に重要です。
内藤剛志さんは、新しい挑戦に対する思いを語っています。『毎回新鮮さを保ちたいと思っています。今回も新しい手法で楽しんでもらえると感じました。』現実と非現実が交差する中で、道場がどのように失った何かを取り戻していくのかがこの作品の核心です。そして、視聴者も道場の旅に同行し、彼が自らの過去と向き合う姿を見ることで、共感を得られることでしょう。
最新の放送は2023年8月23日(土)19時から、BS日テレでお楽しみいただけます。この機会にぜひ、旅人検視官・道場修作の新たな冒険をお見逃しなく!