三信産業が創る、世界初の求人募集ミュージカル「足場を組む者たちの歌」

三信産業のミュージカル『足場を組む者たちの歌』の魅力

2023年5月23日、三信産業が発表した世界初の求人募集ミュージカル『足場を組む者たちの歌』が公開され、注目を集めています。この作品は、社員85名が出演するという壮大なスケールで、建設現場での仕事の魅力を歌と踊りで伝えるものです。

制作背景

三信産業は1972年に大分市で設立され、建設用仮設機材のレンタルを中心に事業を拡大してきました。創業50周年を迎える今年、会社の理念や建設現場の重要性をより多くの若者に伝えたいとの思いから、このミュージカルが企画されました。特に、建設業界は若手の志願者が減少する中、人材育成を強化するための新たな手段として、感動的なストーリーを音楽にのせて届ける方法を選びました。

大ヒット求人募集ムービーの流れを受け継ぐ

このプロジェクトでは、過去に『レッツ！ドボクサイズ！』というヒットムービーを手がけた制作チームが関与しています。この映像は、肉体労働の価値を筋肉エクササイズとして表現し、大きな話題を呼びました。今回のミュージカルも、そのコンセプトを引き継ぎ、土木工事の魅力を訴求しています。

ステージ装置とキャストのこだわり

ミュージカルの舞台は、社員が一週間かけて組み上げた高約5m、直径約20mの足場です。この立体的な演出は、迫力ある舞台を実現し、観客に感動を与えるものとなっています。キャストは全員三信産業の社員であり、互いに歌を歌うことで結束を深める姿が印象的でした。社員たちからは、「この一体感を体験できたことが、何にも代えがたい宝物」との声が寄せられています。

心を打つ楽曲

ミュージカルの核心となる楽曲は、清川進也氏がプロデュースし、何度もヒアリングを重ねて作り上げられました。「我ら足場を組む者なり」という力強い歌詞が特徴で、基礎の重要性を俳句しながら、建設業界への誇りを高らかに宣言します。特にクライマックスでは、社旗を掲げながら「今こそ我らは仲間を求む」と呼びかけるシーンが、多くの人々に感動を与えています。

公開と今後の展開

『足場を組む者たちの歌』は、YouTubeを通じて全世界に配信される他、大分県内の街頭ビジョンやTVCMでも放映されます。このミュージカルを観た人々に、三信産業での働きかけを伝える場にもなっています。

会社概要

商号: 三信産業株式会社
設立: 1974年2月8日
代表取締役: 大野真人
住所: 大分県大分市新貝6番7号
TEL: 097-552-1015
業務内容: 建設用仮設機材のレンタルおよび販売など

この新しい試みを通じて、三信産業は未来の建設業界に大きな影響を与える可能性を秘めています。多くの若者がこのミュージカルを通じて、業界に興味を持つきっかけとなることを願っています。