シーラ、出資を発表
2025-06-23 15:53:23

シーラテクノロジーズ、ブラックロックのファンドに出資し新たなパートナーシップを構築

シーラテクノロジーズ、ブラックロックの私募ファンドへ出資



株式会社シーラテクノロジーズが、世界最大の資産運用会社であるブラックロックが運用する不動産特化型私募ファンドの投資案件に出資したことを発表しました。この出資は2025年6月12日付で行われたもので、両社の関係がさらに強固になることが期待されています。

出資の概要



シーラテクノロジーズは今回、ブラックロックが日本国内で新たに設立した不動産特化型の私募ファンドにおいて、東京と大阪エリアに所在する7つの物件を対象とした投資案件に出資しました。主に民泊用途での活用が見込まれており、一部の物件は民泊運営専門の企業「Dash Living」が管理を担当する予定です。出資金額や比率については、契約上の理由で公表されていませんが、今後の展開に注目が集まります。

協業の背景



シーラテクノロジーズは過去に、ブラックロックのリアルエステート部門が運用する私募ファンドに対して、自社ブランドのマンション「SYFORME」シリーズの複数物件を譲渡してきました。また、2024年には新たに「SYFORME NEXT」というブランドを立ち上げ、その第一弾となる物件「SYFORME NEXT MUKOJIMA」ではファンドからプロパティマネジメントサービスを受託しているなど、協業を進めてきました。

今回の出資は、これまでの協業の実績を踏まえ、長期的な視点での戦略的パートナーシップをさらに深化させることを目的としています。代表取締役COOの湯藤善行氏は、今回の出資が単なる資本参加ではなく、ブラックロックとの真のパートナーシップの象徴であると位置づけています。

経営者のビジョン



湯藤氏は、シーラテクノロジーズが自社開発物件を提供し、その後の管理・運営においても信頼を築いてきた点を強調しました。「不動産市場は、グローバルな資本と地域の実務力が結びつくことで真の価値が生まれる時代です。今年も、土地の権利調整から施工に至るまでの強力な現場力と最先端のテクノロジーをもって、ブラックロックとの協業を進めていく」と意気込みを示しています。

ブラックロックの期待



一方、ブラックロック・リアルエステート部門のジャパンヘッドである平井大吾氏は、シーラテクノロジーズの出資について歓迎の意を表しています。これまで築かれた関係を基に、実務的な連携が更に深まることを期待すると述べました。本投資プロジェクトでは、民泊プロジェクトなど多様な用途に対応した運用が行われる見込みであり、シーラテクノロジーズの持つ高度な実務経験が役立つとされており、今後の展開に期待が寄せられています。

本記事では、シーラテクノロジーズとブラックロックの新たなパートナーシップが創出する可能性についてご紹介しました。両社の協力が、不動産市場における資産運用や価値創出にどのような影響を及ぼすのか、今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社シーラホールディングス
住所
東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエア 7F
電話番号

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