三菱総研DCS、ダイバーシティ推進の新方針を発表
三菱総研DCS株式会社は、東京都品川区に本社を置くIT企業で、近年ますます重要性を増すダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DE&I)を推進するための新たなアプローチを発表しました。同社は、この取り組みを通じて「日常とビジネスに新しいカタチを。」という企業のパーパスを体現しようとしています。
DE&Iの活動方針
この度の発表には、さまざまな施策が組み込まれており、特に以下の2つのアプローチが掲げられています。社内向け(Inbound)施策と社外向け(Outbound)施策の二軸で詳しい方針が定められています。
社内向け(Inbound)施策
社内の意識を高め、心理的安全性を確保することが主な目標です。具体的な施策には、次のようなものがあります:
- - 管理職向け研修: 「アンコンシャスバイアス」をテーマとし、多様性に対する意識を醸成します。
- - 社外交流イベント: DE&Iに関する交流イベントを開催し、参加者の理解を深めます。
- - 子育て支援: 「共育て」をテーマにしたセミナーを実施し、育児に対する理解を促進します。
- - なでしこサポート制度: 女性の活躍を支援するための制度を見直し、改善に努めます。
- - 障がい者雇用: 障がいを疑似体験する研修や、理解を深めるためのe-Learningを実施し、障がい者が業務を遂行できる環境を築きます。これにより、同社は障がい者による業務遂行チームを発足させる予定です。
社外向け(Outbound)施策
企業としての社会貢献活動を強化し、広く認知されるよう努めます。公式サイトやメディアを活用して情報発信を行い、社会への貢献を促進します。この活動の一環として、2025年に発売される書籍『こんな会社で働きたい DEI編』に同社の取り組みが紹介される予定です。
今後の展望
DE&I推進部の設立により、同社は社内外の関係者と連携しさらなる多様性の強化に取り組みます。この活動を通じて、全社員が自らの能力を最大限発揮し、包摂的な企業文化を醸成することを目指します。特に、違いを受け入れることで生まれる新しい価値に注目し、企業としての成長を継続していく考えです。
三菱総研DCS株式会社について
1970年に設立された三菱総研DCSは、金融業界での豊富な経験を活かし、幅広いソリューションを提供してきました。コンサルティングや運用の分野でも評価を受けており、特にAIやデータ分析技術の先駆者としても知られています。
企業情報
同社が推進するDE&Iの取り組みは、今後の企業文化に大きな影響を与えることでしょう。社員一人ひとりが自らの価値を見出し、多様性を尊重する環境づくりに全力を注いでいきます。