D-WEBERが新たに展開する簡易CAE解析サービス
愛知県安城市に本拠を置くデザイン会社、有限会社D-WEBER(代表取締役デザイナー:水野健一)が、2025年7月からデザイン初期段階における簡易CAE解析サービスを本格的にスタートします。このサービスは、ハイエンドCAD「CATIA」を駆使し、静的応力や変形傾向などを簡易的に解析するもので、設計や製造部門への提案精度を大幅に向上させることを目的としています。
D-WEBERの誇り
「まさか、解析までやるとは!」という声が寄せられる中、D-WEBERはただデザインを提供するだけではなく、性能に基づいた根拠を持ったデザインをお届けすることを目指しています。これまでに手がけたデザインの多くは、パリやドイツを含む国際的なデザインアワードで数々の賞を受賞し、高い評価を受けてきました。その背景には、絶え間ない挑戦と進化があります。
サービスの特徴
D-WEBERが提供する簡易CAE解析サービスには、以下の特徴があります。
- - 静的応力・変形傾向解析 : CATIA GAEを用いて、設計初期段階での性能確認を強力にサポートします。
- - 設計段階の確認支援 : スペックの方向性を的確に把握し、最適な設計へと導きます。
- - 構造と視点の融合 : モデリングに構造的な観点を加え、一貫したサポートを行います。
- - オプション対応 : コンセプト資料や軽量試作、研究開発の支援にも対応します。
D-WEBERは、性能数値化にこだわるのではなく、「仕様として成立するか」を重視した実務寄りの解析支援を行い、デザインの質を高める努力を続けています。
流儀と挑戦
D-WEBERの強みは、簡易CAE解析を通じて新たなデザインプロセスに挑戦する姿勢です。代表の水野健一は、「解析まで手を出した」と言われることが、むしろ最高の褒め言葉だと語ります。「カッコいいだけでは終わらせない」という思いのもと、見た目だけでなく性能にもこだわったデザイン提供を行います。これにより、設計と製造の間に立ち、より良い製品の実現に寄与することができると考えています。
水野健一のデザイン哲学
水野健一のデザイン哲学には、原価ゼロで好きなことをしているという誤解に対する危機感があります。デザイナーは自分のスキルを磨くために、時間やコストを自己負担で賄っています。そこで、彼はあえてハイエンドCADを導入し、「誰もやっていないなら自分がやる」という挑戦に踏み切ったのです。彼の信念は、「ただ形を整えるだけじゃなく、その形が持つ意味を考えること」がデザインの品質を高めるというものです。
終わりに
D-WEBERは、デザインと性能の両立を図り、根拠のあるデザインでモノづくりを支える数少ない存在であり続けたいと願っています。今回の簡易CAE解析サービスは、新たな挑戦の第一歩です。「お前もやったな」と言わせるその日まで、D-WEBERは前進を続けます。更なる進化に期待が高まる一方で、デザインと性能の融合に向けた新たなステージへと飛躍していくことでしょう。