オプテージの国際通信計画
2025-09-19 14:30:30

オプテージが進める海底ケーブルを利用した国際通信サービスの強化

オプテージの国際通信に向けた一歩



株式会社オプテージが、大阪・曽根崎にあるデータセンター(OC1)のコネクティビティを強化することを発表しました。これは、急成長を遂げるAIやクラウドサービスの普及に伴い、国際間のデータ通信が増加している状況を受けての施策です。2028年度を予定として、オプテージは日本とシンガポール間を結ぶ国際海底ケーブルを利用したグローバルDCI(データセンター間相互接続)サービスを開始することを決定しました。

国内DCIサービスの提供



OC1の開業は2026年1月の予定ですが、それに先立ち、首都圏の主要データセンターをオール光ネットワークで結ぶ国内DCIサービスの提供を開始します。これにより、データ通信の利便性が大幅に向上します。この国内サービスは、「All-Optical Connect(AOC)」と名付けられ、OC1からシンガポールへの通信回線をワンストップで提供するものです。また、100Gbpsから400Gbpsの超高速専用線メニューも用意することで、企業の通信ニーズに応えます。

国際通信の需要拡大



近年のAIやクラウドサービスの急速な発展により、国際間のデータ通信量は著しく増加しています。この流れに伴い、企業は信頼できる国際通信ネットワークの構築が求められています。オプテージは、そうしたニーズに応えるべく、グローバルDCIサービスを見据えた計画を進めています。国内のデータセンターからシンガポールのデータセンターをつなげることで、より安定した通信環境を提供し、企業のレジリエンス向上に寄与します。

サービス概要



1. グローバルDCIサービス


  • - 運用開始: 2028年度中
  • - 提供区間: 日本(首都圏)-シンガポール
  • - 提供メニュー: 100Gbps, 400Gbpsの高速専用線
このサービスは、首都圏を経由して国際海底ケーブルで接続されるため、信頼性の高いデータ通信を実現します。サービスの詳細については、公式ウェブサイトで随時更新される予定です。

2. 国内DCIサービス「AOC(All-Optical Connect)」


  • - 運用開始: 2026年1月29日(OC1の運用開始日)
  • - 提供区間: OC1-首都圏主要データセンター
  • - 提供メニュー: 100Gbps, 400Gbps(100GBASE-LR4, 400GBASE-LR4)
この国内サービスは、新たに構築される鉄道ルートを活用し、オール光ネットワークでデータセンターを接続するものです。具体的な価格などについては、担当営業までお問い合わせが必要です。

未来を見据えたオプテージの挑戦



オプテージは、総合情報通信事業者として、グローバルなデータセンター間相互接続サービスを通じて、より豊かな未来の実現を目指しています。今回の国際通信ネットワーク構築により、企業の情報通信基盤が一層強化されることが期待されています。最新情報やサービスの詳細は、オプテージの公式サイトにてご確認ください。

本プレスリリースに記載されている社名やサービス名は、オプテージの登録商標または商標です。また、掲載されている内容やお問い合わせ先は発表日時点のものであり、予告なしに変更される可能性があります。


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会社情報

会社名
株式会社オプテージ
住所
大阪府大阪市中央区城見2丁目1番5号オプテージビル
電話番号
06-7501-0600

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