NTTネオメイトが提供する新しいスマートデバイス管理システムの全貌

1. サービス提供の背景

近年、スマートフォンやWi-Fiの普及に伴い、企業や教育機関におけるスマートデバイスの利用が急増しています。このような変化の中、リモートワークの普及やワークスタイルの変革が求められる時代となりました。そこで、NTTネオメイトは、仮想デスクトップの大規模運用を行ってきた経験を活かし、クラウド型仮想デスクトップサービス「AQStage」を提供しています。

このサービスは、約5万台のデバイスに対応し、多くの顧客に利用されています。しかし、顧客の中には不安定なネットワーク環境での仮想デスクトップアクセスに課題を抱えている方々も存在しました。このニーズに応える形で、お客様がいつでもどこでも安心して業務を続けられるよう、ヴイエムウェアの「AirWatch」を活用した「AQStage スマートデバイス管理」が導入されました。これにより、データの暗号化やデバイスのセキュリティ強化が図られています。

2. サービス概要

このサービスは、スマートデバイスの効果的な利用を促進するための様々な管理機能を提供します。ユーザーが必要な機能を選べる柔軟性を持ちつつ、セキュリティも万全です。以下はその特長です。

- 単一コンソール管理: スマートデバイス、アプリケーション、メール、コンテンツを一元管理できるため、企業ポリシーに即した管理が可能です。
- 情報漏えい対策: データをコンテナ化し、企業データを暗号化することで、セキュリティを強化し、業務外アプリケーションとのデータ連携を防止します。
- オフライン時の対応: オンライン専用型とは異なり、ネットワーク環境に依存せずにデータにアクセス可能で、常時高いレスポンスで業務を行えます。
- 細やかなポリシー管理: マルチテナント機能があり、各部門やグループに合わせた管理が実現可能です。

3. 利用シーン

この新サービスは様々なシーンでの使用が見込まれています。例えば、営業活動においては最新の製品情報を迅速に配信し、外出先からの業務対応も容易になります。また、建築や製造業現場では、設計図面の確認やファイルのスムーズな共有が可能になります。
教育現場でも、生徒用デバイスの機能制限や教材の配信が効率よく行えるため、教育の質が向上します。