テラドローンの創業物語を描く『常識を逸脱せよ。』
テラドローン株式会社が自社の創業ストーリーを記した書籍『常識を逸脱せよ。』の予約販売を開始しました。本書は、テラドローンの設立から現在にかけての挑戦を描いた作品で、著者はフリーライターの山口雅之氏です。彼は、この本を通じて、テラドローンの創業者である徳重徹氏の信念と挑戦を客観的に描写しています。
書籍の内容
本書は、テラドローンがいかにしてドローン領域で起業し、どのように国際的な挑戦を続けるに至ったかを詳細に解説しています。特に、「観察眼」「胆力」「交渉力」「戦略」という4つの視点から構成されており、起業家としての原点や厳しい選択を迫られた場面を赤裸々に描写しています。
著者の信念
徳重氏は、ドローン産業の未来を見据え、企業としての成長だけでなく、ビジョンを持って低空域経済圏のプラットフォーマーを目指しています。また、本書は「日本からグローバル企業が生まれにくい理由」を現実的に探ります。これにより、スタートアップや経営に興味があるビジネスパーソンにとって、貴重な実践書となることでしょう。
読者対象
この本は、特に以下のような方々におすすめです:
- - 起業を志しているが一歩を踏み出せない方。
- - 海外でのビジネス展開を考えているが、何から始めればよいかわからない方。
- - 経営やリーダーシップに現実的な判断材料を求めている方。
- - グローバルビジネスの厳しい現実を知りたい方。
- - 日本から世界で競争力のある企業を創出したいと考えている方。
本書の特徴
本書の最大の特徴は、第三者の視点で冷静に描かれている点です。これにより自己美化に終わらず、客観的で普遍性のある内容としています。さらに、実際に起きたリストラやM&A交渉、世界的企業との交渉の裏話も含まれており、意思決定の現場に迫った描写が魅力です。
インタビュー収録
また、著者は徳重氏本人ではなく、当時の関係者や現在の経営陣のインタビューも含めるなど、多様な視点がもたらされた構成になっています。これにより、テラドローンの歴史と成長の軌跡がより明確に浮かび上がることでしょう。
今後の展望
テラドローンは、ドローン産業の様々な分野で3000件以上の実績を持ち、特に海外展開や技術開発に注力しています。『常識を逸脱せよ。』では、今後のビジネスパーソンに向けた挑戦の思想が詰まっており、次の10年に向けた新たなヒントが得られることでしょう。
書籍概要
- - 書名:常識を逸脱せよ。日本発「グローバルメガベンチャー」へテラドローン・徳重徹の流儀
- - 著者:山口雅之
- - 取材協力:徳重徹(テラドローン株式会社 代表取締役社長)
- - 発売日:2025年6月3日(Amazonで2025年5月16日より予約受付中)
- - 発行:株式会社プレジデント社
- - 価格:1,870円(税込)
今後のテラドローンとその挑戦に、ぜひ注目です。