山梨中央銀行が健康増進を目指した新たなイニシアチブ
2023年10月24日、山梨中央銀行の頭取古屋賀章氏が主導するイベントが行われました。今回は役職員を対象に、「QOL健診 明治安田×弘前大学」と近距離モビリティ体験試乗会が行われ、健康促進とフィジカル、メンタルヘルスの向上を目指しました。
QOL健診について
「QOL(クオリティ・オブ・ライフ)健診」とは、明治安田生命保険相互会社と弘前大学が共同開発した、コンパクトかつ実用的な健診プログラムです。この取組は、地方創生に向けて健康づくりを推進するためのもので、山梨中央銀行はそれに協力し、役職員の健康をサポートしています。
イベントには約60名が参加し、以下のような各種測定が行われました:
- - 心の健康や生活習慣に関する問診
- - 唾液を使用した口腔の健康状態の確認
- - 野菜の摂取量を測る食生活習慣測定
- - 血圧、体組成、内臓脂肪のメタボ測定
- - 骨密度、握力、立ち上がりとステップテストによるロコモの測定
これらの測定内容は、役職員が自分自身の健康状態を把握する貴重な機会を提供しました。参加者は、測定結果から具体的な改善点を見つけ出し、今後の健康づくりに役立てることが期待されます。
WHILL体験試乗会の実施
続いて行われた「WHILL」体験試乗会は、WHILL株式会社が開発した次世代の近距離モビリティを体験するものでした。このモビリティは、誰もが簡単に操作でき、免許不要で使用できる点が大きな特徴です。また、介護保険を利用してのレンタルも可能で、高齢者や障害者にとって非常に便利な移動手段です。
イベントにおいて、約100名の役職員がWHILLに試乗し、本店の通路を自ら動きながら乗り心地を確かめました。設計されたデザインは、誰にでも親しみやすいもので、参加者からは「思ったよりも操作が簡単だった」や「快適に移動できて楽しい」といった声が上がりました。特に高齢者や体力に自信がない方にとって、このようなモビリティがどれだけ日常生活を楽にするか、多くの方に実感していただけたようです。
健康とデザインの両立に向けて
今回のイベントは、健康の重要性を再確認するだけでなく、ユニバーサルデザインの実現に向けた新たな道を切り開くものでした。役職員が健康を考え、またアクセス可能で快適に移動できる社会への理解を深めることは、今後の職場環境や地域社会においても重要な意味を持つでしょう。
このような取組みが今後も継続され、さらに多くの人が参加することで、健康で快適なライフスタイルを築いていくことが望まれます。