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KDDIアジャイル開発センターが新たなワーケーションサービスを発表

KDDIアジャイル開発センター株式会社は、エンジニアのリモートワークが広がりつつある中、新しいワーケーション検索サービス「タビトシゴト」を発表しました。このサービスは、仕事と旅行を両立させることができる環境を整えることを目的としています。

ワーケーションの背景

エンジニアのリモートワークが広まることで、オフィス以外の場所で働く環境が整いつつあります。特に、ワーケーションはリフレッシュしながらの仕事やチームビルディングの促進に寄与するため、より自由度の高い働き方が期待されています。また、全国各地でのワーケーションの推進は地方創生にもつながると考えられています。しかし、実際にワーケーションを行うにあたっては、通常の業務を滞在先でどのように行うか、休暇と仕事のバランスをどう保つかといった不安もあり、なかなか踏み出せない人も多いのが現状です。

KDDIアジャイル開発センターは、十分な情報が提供されていないことが一因だと考え、どのようなデータがあればワーケーションに関する不安を軽減できるのかを実証実験を通じて明らかにすることを目指しています。

タビトシゴトの実証実験

「タビトシゴト」は、利用者がワーケーションをスムーズに実施できるように情報を提供します。2023年2月6日から5月5日までの期間中、サービス利用状況をデータ分析し、アンケート調査を行うことで、エンジニアのワーケーションニーズを把握し、利用者の声をサービス改善に活かしていく計画です。この実験はアジャイル開発を採用しており、途中で機能を追加することも視野に入れています。

「タビトシゴト」の機能

このサービスは、宿泊施設の環境・設備情報やワークスポット情報、利用者の口コミや体験記、さらにはワーケーションに適したバケーション情報を提供します。また、ウェイティングリストも用意されており、登録者には先行してサービス情報が届く仕組みとなっています。

企業の理念

KDDIアジャイル開発センターは、「一人一人が挑戦できる豊かな未来を実現する」ことを企業理念として掲げています。アジャイル、クラウドネイティブ、デザインの実践知を活かし、日本企業が変化に対応可能な組織を目指す社会の実現を目指しています。

私たちが新しい働き方を実現するために、この「タビトシゴト」がどのように役立つのか、今後の展開に注目です。

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