飲食店向けサブスク型POS「NECモバイルPOS」が最新バージョンをリリース!注文機能強化や銀聯決済対応など、進化した機能で業務効率化を支援
日本電気株式会社(NEC)は、サブスクリプション型POSシステム「NECモバイルPOS」の最新バージョン(Ver2.55.0)を2024年6月19日にリリースしました。最新バージョンでは、飲食店の業務効率化を支援する14もの新機能が追加され、さらに使いやすくなりました。
最新バージョンで追加された主な新機能
1. 本部からの通知機能
本部からのお知らせなどを現場のPOSアプリに通知できるようになりました。通知はPOSアプリのTOP画面や「お知らせ」ボタンから確認できます。未読のお知らせがある場合は、バッジが表示されます。また、1時間毎に自動的に取得されます。
本部側では、新規お知らせ登録ボタンから配信するメッセージの登録、配信日時、配信店舗の設定が可能です。配信済のお知らせの編集や店舗毎の既読確認もできます。
2. 販売機能強化
注文機能なし設定時の客数登録数が最大999まで登録可能になりました。従来は「1」しか設定できませんでしたが、今回のアップデートで最大「999」まで登録できるようになり、より多くの客数を記録できます。また、点検精算レシートおよび電子ジャーナルへ客数表示されるようになります。
3. 注文機能強化
複数卓を同一伝票で配席している場合でも、注文登録時に選択したテーブル番号がキッチン伝票、フロア伝票、キッチンディスプレイに表示されるようになりました。これにより、注文内容とテーブル番号の確認が容易になり、スムーズなオペレーションを実現します。ただし、キッチンディスプレイアプリ、POSアプリ、Orderアプリ、SelfOrderアプリのアップデートが必要です。
4. 税率切替え機能強化
商品選択画面で商品のイートイン(標準税率)/テイクアウト(軽減税率)の切替えができるようになりました。商品ごとに税率を設定できるため、より正確な会計処理が可能になります。
5. 商品マスタ項目の強化
商品マスタ単価の上限が9,999,999円まで設定できるようになりました。従来は1会計あたりの合計金額の上限が9,999,999円まででしたが、今回のアップデートで商品単価の上限も9,999,999円まで設定できるようになったため、より高額な商品も扱うことができます。ただし、同一営業日内で売上金額が9,999,999円を超える場合は、都度精算が必要になります。
6. マルチ決済端末「Ark P400」連携強化
マルチ決済端末「Ark P400」で銀聯が利用できるようになりました。対面決済、セルフレジ決済ともに対応しています。POSアプリの設定で「銀聯」をONにすることで利用できます。また、Ark P400をセルフレジで利用している場合も取消連携ができるようになりました。
7. 外部注文連携の機能強化
店内モバイルオーダーで決済が完了している場合、POSやOrder側で「決済済み(支払済)」であるか否かをPOS画面、Order画面で確認できるようになりました。ただし、モバイルオーダーで「決済済(支払済)」であることをPOS、Orderアプリで表示するための機能となるため、POSアプリでの会計処理を引き続き行う必要があります。
8. 管理機能強化
担当者(編集可)の権限において、キッチンプリンタマスタの削除ができないよう制限しました。これにより、現場の方が誤ってマスタを削除するリスクを低減し、より安全な運用を実現します。
9. キッチンディスプレイ強化
キッチンディスプレイの調理済み伝票の出力先をキッチンディスプレイ毎に変更できるようになりました。初期設定は「POSの設定に従う」を選択しているため、キッチンディスプレイ毎に出力先を変更したい場合は「POSの設定に従う」のチェックを外すことで、出力先のプリンタを指定することができます。
10. マスタコピー機能強化
マスタ差分コピーで店舗マスタの特定項目を指定してコピーできるようになりました。また、商品マスタの差分コピー時に商品コードまたは商品説明でコピー対象を検索することが可能になりました。
11. ジャーナル機能強化
流用売上登録をして会計した売上に流用元会計のレシートNoを確認できるようになりました。
12. 多店舗分析機能
複数店舗を指定して表示可能な曜日別売上集計画面を新設しました。最大100店舗、31日間を指定することが可能です。
13. 加盟店ポータルユーザー一覧画面UI変更
レスポンス改善のため、加盟店ポータルユーザー管理ページにおいて、1ページあたりの表示数を最大100ユーザーに変更しました。また、変更に伴いキーワードでのユーザー検索ができるようになりました。
14. 顧客向けアプリ「Chompy」連携開始
Chompy社提供のハウスポイント管理システムと連携できるようになりました。本機能のご利用は「WebAPI連携」オプションの契約が必要です。
サブスク型POSならバージョンアップがある、だからもう悩みません
従来のPOSは、税制変更やデリバリー/テイクアウトへの対応など、社会情勢の変化に応じた機能を追加するたびに、高額なコストや手間を利用者側で全て負担しなければなりませんでした。しかし、サブスク型POSなら、これらの機能追加はバージョンアップの形でサービス提供側が責任をもって実施するので、利用者は頭を悩ませる必要がありません。常に多くの利用者の要望を取り入れて改善していくため、使いやすさが向上していきます。
NECモバイルPOSは飲食事業者が安心して使えるサブスク型POS
飲食業は環境変化の影響を受けやすい業態です。POSを購入して、カスタマイズして、所有するという考えでは、なかなかこれに対応することはできません。安い早い軽いを継続するために、NECはPOSをサブスク型で提供することを決めました。サブスク型POSの本当の価値については、NECモバイルPOSの特設サイトをご覧ください。
NECモバイルPOS特設サイト