サプリメント業界向けの品質管理革命
クラウド型eQMS「QMSmart」の提供開始
株式会社Berry(東京都台東区、代表取締役:中野 裕士)は、医療機器メーカー発のクラウド型品質管理システム「QMSmart(キューエムスマート)」の提供を、サプリメント・健康食品業界に本格的に開始します。このシステムは、信頼性の高い品質管理を支援するために設計されており、メーカーが求められる手順書の作成・管理や品質管理記録の作成・保存をクラウド上で一元管理できるようにします。
サプリメント市場とGMP義務化の背景
健康志向の高まりから、サプリメントおよび健康食品の国内市場は急成長を遂げ、一兆円規模に達しています。しかしながら、これまで品質や安全性を確保するための包括的なルールは十分に制度化されていませんでした。この状況を踏まえ、2026年9月1日からは天然抽出物などを原料とした錠剤・カプセル剤の製造管理がGMP(適正製造規範)に基づく法的義務化されることが決定しています。これにより、次第にサプリメント全般にGMP準拠が求められるようになる見通しです。
QMSmartの機能と利点
QMSmartは品質管理業務を効率的にデジタル化し、自動化するための機能を豊富に搭載しています。具体的には、以下のような機能があります:
- - 文書(SOP)管理:手順書の作成や版管理が電子化され、承認ワークフローも自動化されます。
- - 記録管理:製造や品質に関する記録が電子的に保存され、検索が容易になります。
- - 品質イベント管理:逸脱や不適合、内部監査の進捗を管理し、透明性を高めます。
- - 教育訓練管理:SOP改訂時の再教育や定期講習の状況を記録・管理します。
- - 電子記録・電子署名:改ざん不可の監査証跡に対応し、データの真正性を担保します。
このように、QMSmartはGMP義務化で求められる品質管理業務をスムーズに運用できるツールとして、多くの企業のニーズに応えるでしょう。
医療機器の経験を活かした構築
QMSmartは医療機器メーカーであるBerryが、自社の品質管理知見をもとに開発したシステムです。医療業界での経験を通じて得たノウハウを活用することで、サプリメント業界への応用が可能になっています。SaaS型(クラウド提供型)であるため、導入も簡便で、中小企業でも短期間での運用開始が見込まれます。
代表者のコメント
中野裕士代表取締役は、「サプリメントのGMP義務化は品質と安全の向上を図る重要なステップです。これにより中小メーカーには多くの負担が掛かりますが、私たちの提供するQMSmartを通じて軽減の手助けをしていきたい」と述べています。
QMSmartの未来
QMSmartは今後、国内の健康食品・サプリメント業界での品質管理の基準となることが期待されています。業界全体のGMP対応を円滑に進めるため、さらなる機能強化や改善が求められるでしょう。QMSmartは、品質を確保するための重要なソリューションとして、これからの医療分野においても注目を浴びることでしょう。
会社情報
株式会社Berryは、医療機器の製造・販売を担当しており、特に乳児向けの頭蓋形状矯正ヘルメット「ベビーバンド」の提供に力を入れています。医療機器品質マネジメント規格「ISO 13485:2016」や情報セキュリティ規格「ISO/IEC 27001:2022」を取得しており、品質管理に対する取り組みを強化しています。公式サイトや製品情報は、以下のリンクから確認できます。