阿武隈急行復活
2020-12-17 16:35:04

阿武隈急行が復活!QRコード付き鉄道スタンプで観光促進

阿武隈急行の復興とQRコードスタンプの導入



2019年10月に発生した台風19号によって、宮城県丸森町の鉄道が大きな被害を受け、その結果、阿武隈急行は一時的に運行を停止せざるを得ませんでした。しかし、2023年10月31日、長い間の復旧作業を経て、ついに阿武隈急行は再開通を果たしました。これは地域の人々にとって、待ちに待った嬉しいニュースです。

この復旧を祝うべく、大人の社会塾である「熱中小学校丸森分校」の元生徒、鍛鉄家の加成幸男さんが「ガンバッペベンチ」を寄贈し、あぶくま駅のホームに設置されました。このベンチは、訪れる旅人にとって、憩いの場となることでしょう。また、この作品は地域のアート振興にも一役買っています。

さらに、同日に熱中小学校で行われた授業では、発想図工科の小杉博俊教諭の指導の下、丸森駅とあぶくま駅の鉄道スタンプが制作されました。厳選されたデザインが選ばれ、最終的には阿武隈急行株式会社の菅久吉社長に寄贈されました。これらのスタンプにはなんと、日本で初めてQRコードが埋め込まれています。これにより、「阿武急復旧スタンプサイト」から丸森町の観光情報を発信していくことが可能となります。

QRコードは、訪れる旅行者や地元住民にとって非常に便利な情報源となるでしょう。スタンプを押すことで、駅近くの観光スポットやイベント情報に簡単にアクセスできるため、地域の魅力を引き出す手助けとなります。

このスタンプは、2023年12月24日から阿武隈急行丸森駅待合室にて一般公開される予定です。スタンプ収集家や観光客にとって、この新しい試みは見逃せないイベントとなるでしょう。

また、「熱中小学校」は全国に展開されており、一般社団法人熱中学園が運営しています。代表理事の堀田一芙氏のもと、丸森町を含む11の自治体と連携した実証実験が行われており、地域振興のための創造的な方法が模索されています。阿武隈急行の復興も、その取り組みの一環です。

今後、熱中小学校丸森復興分校は、内閣府の実証実験に参加し、地域のインフラや観光振興に貢献していく予定です。地元の人々と共に、新たな魅力を提供し続ける阿武隈急行。これからの発展が非常に楽しみです。

企業概要


  • - 企業名: 一般社団法人熱中学園
  • - 所在地: 東京都墨田区横網1丁目6番1号 国際ファッションセンタービル7F (株)ウチダ人材開発センター内
  • - 代表理事: 堀田一芙

このように、QRコード付き鉄道スタンプの導入は、阿武隈急行の復興だけでなく、地域の観光業や文化の発展にも寄与することが期待されます。今後の展開が楽しみですね。

会社情報

会社名
一般社団法人熱中学園
住所
東京都千代田区神田錦町3-21-1250
電話番号
090-6499-2500

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