シュウウエムラ×豆千代氏コラボで日本の魅力を再発見！意識調査でわかった着物への意外な事実

シュウウエムラと豆千代氏のコラボレーションが日本の伝統文化を彩る

2012年3月2日、メイクアップブランドのシュウウエムラは、モダン着物アーティストの豆千代氏とのコラボレーションコレクション「着物ア・ラ・モード」を発売しました。それに合わせ、16～49歳の男女1000人を対象に「日本の魅力」に関する意識調査を実施。日本の伝統文化への関心や着物に対する意識など、興味深い結果が明らかになりました。

日本人の87％が伝統文化に興味を持つ

調査によると、86.9%の人が日本の文化や伝統に興味があると回答。その理由として、「伝統文化は失くしてはいけない」「日本人のアイデンティティとして大切」「他者を理解するための第一歩」といった意見が多く寄せられました。伝統文化の継承や国際理解への意識の高さがうかがえます。

日本が世界に誇るもの：和食がトップ！

「日本が世界に誇れるもの」として、「和食」が61.7％で1位を獲得。続くのは「おもてなしの心」「助け合いの精神・絆」「モラルの高さ」と、日本人の精神性や価値観が上位を占めました。「アニメ」や「着物」も高い支持を得ており、日本のソフトパワーの強さを示唆しています。一方、「相撲」への支持は11.3％と比較的低くなっています。

花見好きは84％！男女差も明らかに

「お花見が好きですか？」という質問には、83.6％の人が「好き」と回答。男女別に見ると、女性（88.0％）の方が男性（79.2％）よりお花見を好む傾向が見られました。花見の回数は「1回」が最多（48.7％）で、「行かない」が22.2％、「2回」が19.4％という結果に。「5回以上」と答えた人は2.0％でした。

着物は好きだが、着ることが難しい？

「着物は好きですか？」という質問には、75.6％の人が「好き」と回答。しかし、「着ることが面倒」「着慣れない」「着崩れしやすい」といった理由から、着物を着ることに困難を感じている人が多いことも判明しました。多くの人が着物を魅力的に感じつつも、実際は着るハードルが高いと感じていることが浮き彫りになりました。中には「着物を着てバレエ鑑賞や音楽会に行きたい」といった理想と現実のギャップを抱える声も聞かれました。

着物を着た異性は魅力的！

「着物を着た異性は魅力的に感じますか？」という質問には、83.4％の人が「魅力的に感じる」と回答しました。その理由としては、「普段とは違う面が見られる」「女性の色っぽさや男性の渋さを感じられる」といった意見が多く挙げられました。着物を着たことで、普段とは異なる魅力が引き出されるという点が、多くの人を惹きつけているようです。しかし、「着こなしや身のこなし」によって魅力度が変わるという意見もあり、着物の着こなしが重要であることが示唆されました。

まとめ：日本の伝統文化への関心の高さと現実のギャップ

今回の調査を通して、日本人の伝統文化への関心の高さが改めて確認されました。特に着物については、多くの人がその魅力を感じている一方、着るハードルが高いという現実も浮き彫りになりました。シュウウエムラの豆千代氏とのコラボレーションは、こうしたギャップを埋める一つのきっかけとなるかもしれません。今回の調査結果が、日本の伝統文化をより身近に感じ、楽しむためのヒントとなることを期待します。