TCJグローバルがミャンマーでの教育提携を発表
株式会社TCJグローバルが、ミャンマーの日本語教育機関TGI NIHONGO GAKKOU CO.,LTDとの業務提携を結び、日本国内法人企業向けの外国人材紹介サービスを拡大します。この提携は、2025年6月12日からスタートし、ベトナム、ネパールに続いての新たな展開となります。
提携の目的と背景
TCJグローバルは1988年から活動を開始し、現在に至るまで日本語教育を行い、世界中の学生にハイクオリティな学びを提供してきました。国内の労働市場では特に外国人材の需要が高まっており、特定技能を必要とする法人企業には日本語を話せる人材の確保が求められています。この提携により、企業が求める多様な人材を紹介し、日本語教育を提供することで、より効果的な支援を目指しています。
ミャンマー人材の強み
ミャンマーには、年齢層が若い労働力が豊富で、2025年には約5,615万人の人口が予想されています。特に平均年齢は27~29歳と若く、将来にわたって安定した労働力を供給する潜在能力があります。多くの若者が、職を求めて海外での就労を希望しており、日本を含む数か国で活躍しています。
日本語習得の速さ
ミャンマーの母国語であるビルマ語は、日本語と文法的に類似しているため、日本語をより早く習得する能力があります。さらに、発音も日本語に近く、聞き取りやすい特徴を持っています。これにより、職場でのコミュニケーションがスムーズに行えるのが大きな強みです。
勤勉な労働態度
ミャンマー人は、勤勉で責任感が強い姿勢が特徴です。納期や品質に対する意識も高く、日本企業の文化に馴染むのが容易です。これにより、長期的な働き手としての定着率も高くなっています。
提携内容と展望
今後、TCJグローバルはTGI社と連携し、日本への就労希望者への教育体制を強化し、日本国内法人企業向けに特定技能を中心とした即戦力の外国人材を紹介していきます。この提携を通じて、ミャンマーにおける日本語教育の質をさらに向上させ、今後は市場シェアの拡大を図る方針です。
目指す未来
TCJグローバルは、今後も海外市場における新たなサービスの開発を通じてミャンマー以外の市場への進出を目指します。日本語教育を通じて社会問題の解決に貢献し、企業の成長に寄与することを使命としています。
まとめ
随時進化していく日本語教育のニーズに応えるため、TCJグローバルはミャンマーの教育機関との提携を通じて、国際的な人材流動性の促進に貢献していきます。これにより、企業価値の向上と社会の発展を実現すると共に、教育現場の質向上にも寄与してまいります。