難削材加工技術展が大阪で初開催！業界の最前線に触れるチャンス

難削材加工技術展が大阪で開催

製造業が盛んな大阪で、初の「難削材加工技術展」が開催されます。このイベントはMOBIO（ものづくりビジネスセンター大阪）が主催し、12月3日から1月30日までの期間中に、特に「難削材加工技術」に焦点を当てています。これは難削材とは、固さや加工の難しさから扱いが難しい素材のことで、代表的なものにチタンやインコネル、ハステロイなどがあります。

難削材の加工には専門的な技術が求められます。例えば、硬すぎる材料は刃物に溶着しやすく、時には切り屑が発火することもあります。これに対応するためには、それぞれの素材特性に見合った加工技術を用意しなければなりません。この展覧会では、難削材加工に関連するものづくり企業30社が参加し、最新の技術と製品を披露します。

展示企業の紹介

出展企業には、長年の経験を持つ企業や最先端技術を駆使する企業が揃っています。各社では、様々な難削材の加工技術を実演し、これまでの加工実績を紹介します。具体的な企業名には、金型いらずの切削加工を行う株式会社アキツ、半導体製造装置向け部品加工の株式会社エイエルアイ、微細精密部品加工を専門とする三恵ハイプレシジョン株式会社などがあります。これらの企業が集うことによって、参加者は多彩な技術を理解し、製品の品質向上に向けたヒントを得ることができるでしょう。

MOBIO-Cafe-Meetingも開催

さらに、展示期間中の12月5日と12月12日に行われる「MOBIO-Cafe-Meeting」では、出展企業が自社技術について直接解説します。これにより、参加者は専門家と直接対話し、技術的な質問や相談を行うことが可能です。このような交流の場は、業界内の人々がネットワークを広げる大きなチャンスとなります。

開催情報

- 開催期間: 2024年12月3日（火）〜2025年1月30日（木）
- 開催場所: MOBIO常設展示場企画展コーナー（東大阪市荒本1-4-17クリエイション・コア東大阪北館2F）
- 入場料金: 無料

終わりに

「難削材加工技術展」を通じて、難削材加工の魅力を発見し、最新技術に触れる絶好の機会を提供します。大阪のものづくり企業がテーマに沿った展示を行うことで、来場者はこれまで知らなかった加工技術の実際を見学し、実践的な知識を深めることができます。特に、業界の専門的な知識を持つ企業との交流を通じて、今後のビジネスに役立つ相互理解が生まれることが期待されています。